全く予定の無い日でも
朝目覚める時間はいつも同じ。

こんな日は本棚から
2、3冊の本を手に取り
パラパラと目についたところを読むのが
楽しくて贅沢な時間。

読むのに飽きたら
フラリと近くの神社にお参りに。

境内のベンチに座り
ボーッと空を見上げるのも
贅沢な時間。

夏から秋へ
空が衣替えの準備。

こんなに穏やかに過ごす
8月15日は近年に無かった。

空の変化に気づける幸福。
ホントに贅沢で有り難い。

そういえば
今朝手に取った本に書いてあった。

「幸福とは、質的でオリジナルなものである」
(『人生論ノート』三木清)

たしかに。
この感覚は人と比較しようがない。

何からも侵されることのない
私だけの幸福な時間。