「ありのままの私に価値がある」
ことだま師だいすけです。

本日、6月30日は「夏越しの大祓」です。

朝に松尾大社に行くと、意外にもたくさんの方が参拝にいらしてました。

お昼前に、いつも仲良くさせてもらってる方からお誘いがあり、もう一回松尾大社へ(笑)

皆さん神社が好きなんだなぁと嬉しくなりました。



ちょうど2日ほど前に、
『日本を元気にする古事記のこころ』というセミナーに参加して衝撃を受けました。

講師は、湯島天満宮の小野善一郎先生。

内容はさることながら、とにかく小野先生の一本柱の通った「在り方」に感動しました。

「こういう方がほんまの神職やなぁ」と。

「大祓詞」を奏上することで、
「自己の本性への回帰」がなされるということを、色々な角度から何度も何度もお話下さいました。

内容を間違って伝えては申し訳ないので、小野先生の著書より抜粋します⬇

重要なことは、「天之御中主神」と「天照大御神」は私たちの遠祖であり、私たちはその先祖の神々を心に宿しているということである。
その尊い心の神を異心(自我の心)によって傷つけてはならないというのが、古い伊勢の思想である伊勢神道の大事な教えである。
そしてこれは、まさに「大祓詞」の命題なのである。』
小野善一郎著
あなたを幸せにする大祓詞」より抜粋


といいつつ読んでも分からないですよね(笑)

私も文章だけでは意味が分かりませんでしたが、
小野先生の声や表情を通して、ほんの少し『その奥なるもの』を感じることが出来ました。

なぜなら私の心が反応したからです。

何故か無性に、

「神職になりたい!」

と沸き上がってきました。

実は昔、そんな思いを抱いたことがあるんですが、心の底に封印していました。

小野先生にお会いし、音叉が共鳴するように、

不思議とそんな思いが沸き上がってきたのです。

正直、今後どうなるか分かりませんが、

しっかり自分の心と向き合っていけたらなぁと思っています。

いづれにしても、

古代日本人が何度も何度も読み上げてきた「大祓詞」に、

本来の自分を思い出すという、

素晴らしいことだまがこめられていることを

実感できたように思います。

皆さんも良かったら声に出して奏上してみて下さいね(^-^ゞ