今日、溺れるナイフを見た。
これで2回目。
私はこの映画が好きだ。
たまに見たくなる。
だけどそこにはっきりした理由はない。
私自身も分からない。
今まで好きだった映画はなんとなくでも理由が言えた。
好きなシーンがあったり。
好きな台詞があったり。
だけどこの映画は、
特別好きなシーンがある訳でも、
忘れられない台詞がある訳でもない。
内容だって正直100%理解出来たとは言えない。
だけどある時無性に、
あの場所に帰りたくなる。
もう一度あの風景が見たくて、あの声が聞きたくて堪らなくなる時がある。
もしかしたらそれは、
あの映画を見ていると人の命を肌で感じるからかもしれない。
あの映画の中で彼らは確かに生きている
そう思った。
誰かの命を感じることで、
ああ、自分も生きているんだって
感じる。
その瞬間が堪らなく好きだ。
好きというより、
羽が生えたみたいに体は軽くて、
自分が自由だってことを体中で感じて、
充実感に満たされる。
これは私だけなのだろうか。