DAIブロ

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2019年からから書き始めましたが、れいわ新選組からの立候補の際、ほとんどの記事を非公開としました。
私の投稿は個人の主張であり、所属する団体等を代表する物ではありません。

東海第二発電所の運転期間延長審査で、老朽化した難燃ケーブルの「点検・取替」が事実上困難であることが明らかになりました。第488回規制委員会審査会合(2017年7月20日)で、日本原電自身が「時間を掛けても取替は難しい」と認め、代替案(防火シート巻きなど)を採用する方針を示しています。しかし、適合性審査ではケーブルは「点検・取替が可能」であることを前提に許可が出ているため、現実の敷設状況(てんこ盛り、トレイ上積み重ね、空間不足)で取替が極めて困難な実情は、審査の前提が虚偽に近い状態です。

日本原電は取替を避け、防火シートや消火設備で対応する代替案を採用しましたが、規制委員会もこれを黙認した形です。しかし、代替案の有効性は十分検証されておらず、火災時の延焼防止が本当に機能するのか甚だ疑問です。規制側と事業者の事前調整が疑われ、厳格審査の形骸化を指摘する声もあります。

要するに、「取替可能」を前提にした審査で許可が出たのに、現実は取替不可能で、代替案でごまかしている状況が、運転延長の大きな安全上の欠陥として指摘されています。

東海第二発電所の老朽ケーブル問題は、他の原発の運転期間延長審査にも大きな問題をはらんでいます。これは東海第二に特有の問題ではなく、全国の40年超運転を目指す原発に共通する構造的なリスクです。

政府はこの事について、どう考えているのでしょうね。