祇園に寄り道② 〜宮川町の洋食屋さん〜 | クーニーのブログ

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大好きなフィギュアスケートや絵本のこと、カフェや京都のこと、持病の膠原病のことなど気ままに綴ります

さて鍵善さんを出て、祇園寄り道の目的のかんざしを購入。

まったくわからないので、お店のかたに相談する。

着物は普段まったく着ない、多分1度きりかも。

なのでお手頃なものをと、着物の写真をスマホの画面でお見せして相談した。

いくつかおすすめしていただき、第一印象で決定。


ネットで購入もいいけれど、お店のかたとおしゃべりしながらのお買い物は楽しいね。


お店を出て、改装のため休業されていたいづ重さんのお店を見にいくと…

たくさんのお祝いのお花が置かれていた。

オープンされたんやね、またお寿司を買って帰るのが楽しみ。


四条通りを向かいに渡り、大和大路まで戻って通りを下がる。

かぎ甚さんでお雛さんのひちぎりを買って、ここまで来てるならお昼を食べて帰ろうと洋食屋さんへ。

開陽亭さん。

よく考えてみると、11時過ぎにくずきりを食べていたわ。

なので軽めにオムライスをば。…軽めじゃないやん。


こちらのお店、前は四条通りから先斗町を少し上がったところにあった。

20代の頃、職場の後輩に、こちらのお店に小さい頃から家族でよく訪れていたと聞いたことがあった。

職場のみんな一斉に、

「家族で、小さい頃から先斗町の洋食屋さんてかびっくり

「何そのおしゃれ感」

「家族で四条とか出かけたら、不二家ちゃうん?」とか、

「リプトンやろ、そら」とか、

「いやいや大丸の食堂ちゃうん?よそ行き着て爆笑

とか言い合って盛り上がったわ。

※「よそ行き」はもはや死語やね、若い子にはわからないだろうなぁ。


今みたいに外食することもあまりなくて、リプトンも不二家もデパートの食堂の洋食も、とても嬉しかった。


で、こちらのお店、1年前に先斗町から宮川町に移転されて。

新しいお店には、ランチでしか伺ったことがない。

そして同じものを頼んでしまうという…。


ある日のグリルドチキン


違う日のグリルドチキン



同じメニューで見た目が違うのは、ソースを選べたので。

洋食屋さん、どこへ行ってもチキンがあれば、かなりの確率で頼んでしまう、鶏好きウインク


次回は是非、お店イチオシの三段洋食弁当を食べたいなぁ。(いつもそう思って入るんだけれどね)

フライがいろいろ、牛フィレ照り焼きも入っている。

14時半までランチはOKなので、お昼時間に食べ損ねた時にも、ゆっくりいただけてありがたいお店。

(移転されてからは、平日、休日ともお昼の遅い時間にしか行ったことがないので、今のところすんなり席に着けています)


行かれた折りには、是非屋根の上にもご注目。

鍾馗さんが、コックの帽子をかぶって、手にはフライパンを持っておられるチュー


伏見にある京瓦の浅田製瓦工場で、特注されたものらしい。

怖いんだけれど、じっと見ているとかわいく見えてくる。


お店を出たあとは、宮川町の路地を通ってぶらぶら、清水五条駅まで歩いて帰った。

宮川町の歌舞練場は、囲われて建替え中だった。

そういうと、向かいの元新道小学校跡地と一体に、再開発されるとニュースになっていたなぁ。

結構な広さ。

どうぞ地元民にとっても、宮川町にとっても良き再開発でありますように。


よく考えると昔は、お昼間こんなふうに祇園に足を踏み入れて、ぶらぶらするなんて考えられなかったわ(もちろん夜もだけれど)

祇園ぶらぶらどうですか?



かづら清老舗


いづ重


開陽亭


(株)京瓦 浅田製瓦工場