京都のお正月② 〜根引き松〜 | クーニーのブログ

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祝日の月曜日、12月にオープンした古民家カフェに行ってきた。

お正月なので玄関の戸口に、根引き松が飾られている。

根がついているのがポイント。

京都だけ?関西?他の地域では無い?

立派な門松は昔はあまり馴染みがなくて(デパートや大きな会社、銀行なんかは飾られていたと思う)、こちらのほうがやはりお正月らしく感じる。

でもなんでも標準化、だんだんと門松に変わっていくのかなぁ。門松なら置いたらいいわけやし、戸口の都合もあるだろう。


平安時代、新年初めの子の日に、野山で小松を引き合った遊びがあるらしい。

新年初めの若菜摘みは、百人一首にも出てくるから有名だけれど、小松引きは馴染みがないわ。

想像すると面白いね、松がぽこぽこ生えてる原っぱ!松だよ小松! 

なんだか無邪気に遊べそうやわ。

七草のハコベとかセリとかの若菜はあるけれど、さすがに小松は引いたことは無いなぁ。


その小松引きの名残りらしい。

「その地に根を張る」とか「地に足がつくように」とか「成長し続ける」とか、いろいろ意味はあるみたい。


新年に京都に来られる機会があれば、戸口の根引き松を探して見てください照れ