2019/03/11 〜あさになったので まどをあけますよ〜 | クーニーのブログ

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大好きなフィギュアスケートや絵本のこと、カフェや京都のこと、持病の膠原病のことなど気ままに綴ります

一昨年、仙台にひとり旅(相方とも少しだけ途中合流)した際、訪れた小学校のことを思い出している。
震災遺構として、建物が保存されていた。

一昨年夏のブログ

小学校からぐるっと見渡した四方の景色は、忘れられない。
草の緑と、海と空の青。


仙台を訪れる少し前に手にした荒井良二さんの絵本を、思い出した。

私は一昨年、えほんらへんさんのブログでこの絵本と会った。(書かれたのは2016年です)

2011年に出版されていたんやね。
「震災を受けて…」ということもえほんらへんさんはブログで書かれているのに、その部分はすっかり忘れていて、私は初めて読んだ時、母親のことを思っていた。
ちょうどその頃、朝が来ても母親が「眩しい」と言って、カーテンを開けるのを嫌がっていた。
仕方なくカーテンやロールスクリーンはおろしたままで、お昼間でも電気をつけて過ごしていた両親。
この絵本を読んでからは、気合いを入れて元気にカーテンをめくったこともあったなぁ。


「あさになったので まどをあけますよ」
    ◾️著者 荒井良二
    ◾️偕成社

荒井良二さんは、娘が小さい頃、人気のある絵本が出版されて、娘はどんぴしゃ世代だと思うんだけれど、なぜかご縁がなかった。
娘抜きでの、荒井良二さんの絵本とご対面。

良き絵本。
今日家へ帰ったら、またページを開いてみよう。