自分のホームポジションとは何か?

皆さんは、どんなに体重が増えようと、減ろうと「20歳の時の体重に収束していく」ということを聞いたことはありますか?
科学的にこれが正確なのかどうかはわかりませんが、ここでいう収束(安定)している"体重のホームポジション"なのです。

ちなみに、生物学的には「ホメオスタシス」というらしいです。

”生体内の諸器官は,気温や湿度など外部環境の変化や,体位,運動などの身体的変化に応じて統一的かつ合目的性をもって働き,体温,血液量や血液成分などの内部環境を,生存に適した一定範囲内に保持しようとする性質”
コトバンクより

何が言いたいかっていうと、
「自分の落ち着くポイント」「自分のわくわくするポイント」
って何ですか?ってことです。

無意識に自然とそっちに偏っていっちゃう。
それをすることが自然で楽しい。

そのホームポジションさえ見つければ、そのホームポジションに身を置くためにはどうすればよいかなどを考えていけば良いのです。

書店などに並んでいる著者の考えやモチベーションには頭が下がりますが、あいにく僕はそこまでアツい人間でもないですし、いわゆる「ワクワク感」という感情に乏しいのです。

何か、高級車に乗りたい!だの、インセンティブ○○万もらう!だの
そういったモチベーションは瞬間最大的で、ホントに一瞬はモチベーション上がるんですけど、すぐに自分のホームポジション「落ち着く、ホッとする」ところに収束してきます。

そのホームポジションを自覚しただけで、他の人には合わせなくても良い。
自分なりに自分のホームポジションを維持しつつ、将来の目標や見てみたい世界を目指せばよいんだと気が楽になります。

理想を言えば、自分より先を行く、ロールモデルとなるような人がいれば良いのですが、僕の場合なかなかいないので、マイペースに...(笑)
ロールモデルにする人を間違ってしまうと、その人と自分は違う!と乖離し過ぎてしまうので、しんどくなってしまうので気を付けてくださいね。

そんなことを、おぼろげながらに考えていたのですが、それを明確にして腹落ちさせてくれた本があります。

それがこちら。


Amazonでもブックオフでも売っていると思うので、もし気になる方は購入するか、ブックオフでさらっと立ち読みしてみてください。
まず、タイトルの「陽転思考」とは何ぞや?

わかりやすく知恵袋さんが答えてくれてたので、そちらを勝手に引用しておきます(笑)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1454096409

ここでは、

=================================================
陽転思考
1.事実を受け入れる
2.いやな感情も受け止める
3.「よかった」を探す
4.2と3を比較して、自分にあったものを選択する
5.ワクワクする
=================================================

とあります。

どれだけ、ポジティブに頑張ろう!と気持ちを奮い立たせていても、いずれ何かのタイミングやキッカケでネガティブな波に襲われることがありますよね?

そんな時は、必ず読む本があります。
これは僕が高校の時から読んでいる本でもあります。

それは、和田裕美さんの本です。
例に挙げると、以下のような本です。


そのまま実践しろ。というわけではなく、書かれているエピソードから、自分なりにそのエッセンスを抜き出して、今の自分が置かれているケースだったら、こういう風にやっていったほうが良いかな?

といった具合に自分にとってリアルなケーススタディを立てていく。
そうすると、自然と目の前の壁や課題に対する、解決策の糸口が見えてきたりします。

高校の時から本を読んでいて、同じくこのブログで恥ずかしながら書評などを書いたりしていたのですが、和田さんのオフィスのスタッフの方から御礼のコメントを頂いたりした思い出があります(笑)

少し前に僕が所属しているベンチャーの社長や中小企業の社長が集っている団体があるのですが、その16周年?イベントにスピーカーとして来て頂いたのは嬉しかったな。

実際の話を聞くと、本に書かれている以上のパワフルさ、明るさ。
話も引き込まれていて、和田さんの本の中の文字通り。
「ワクワク」させられました。

僕は「ワクワク」という感情に対して、人よりもかなり鈍感です。
普通だったら、「時間を忘れて熱中する」「やりたくてやりたくてたまらない」といった表現をされますが、そういった経験がないのです(笑)

感情の起伏があまりにも少ないために、感情の起伏が生じるワクワクというよりも感情の起伏があまり生じないリラックスすることに収束していきます。

僕のように、ワクワクをあまり感じない人は、無理にワクワクする必要はないと思います。
気分が楽になる。リラックスできる。
それが、一般的にワクワクしている時と同じような状態(気分)だと思うのです。

営業的にいうと、
そうなったらいいよね!!=そうなったら安心するね!!
(プラスに持って行く)=(マイナスをゼロに持って行く)
(ベンチャー的思考?)=(大企業的思考?)
(リスクを取りに行く)=(リスクを軽減していく)

そうやって、一般的に言われている状態と自分が乖離している場合は、自分の場合はどういうシチュエーション、ケース、シーンが当てはまるだろうと考えてみると、意外に頭の整理になります。

一般的な本には、モチベーション上げるためには「ワクワクすることを紙に書く」「目標を紙に書く」と言われていますが、僕は「リラックスすることを紙に書く」をベースに置いています。

すると、目標も自然と結果的にリラックスすることに繋がる目標に繋がってきます。
その目標が明確化すれば、その目標に辿りつくまでのマイルストーンも無理のない範囲でリラックスから大きく乖離しない程度の背伸びしたマイルストーンが出来上がると思います。

僕も日々、書いては更新し、書いては更新しを繰り返しています。
皆さんはどのようにしてモチベーション管理をしていますか??
さて、いきなりですが、
皆さんは『ワクワクしたことはありますか?』

例えば、熱中しすぎて気が付いたら、夜が明けていた...。
と言ったような経験のことです。

実は、僕はそのような
「時間をも忘れて熱中したこと」
がありません(笑)

それがナゼなのかは、僕自身わかりませんが、実際に自分なりにワクワクして取り組んだことも大体は作業になっていることがあります。

例えて言うならば、
とあるRPGをクリアするのに、最初はストーリーを楽しんでいますが、途中からは楽にボスを倒せるように効率の良い狩場でレベル上げをする毎日。

ある一定のレベルに達して、ボスを軽々と倒して、「ハイ。終了。次!」

ってな感じです。

とある人に、
「今までにワクワクしたことは?」
と聞かれた時に、そういえばないぞ...。となったのがこの思考のキッカケです。

ワクワクを持っている人は、そのワクワクを手に入れるべく、内から沸々とモチベーション(やる気)が湧いてくるわけですが、そのワクワクを持っていない僕はどういう風にモチベーション(やる気)を維持していたかというと...。

「義務感」

です。

~しなくてはいけない。
~せねば。

簡単な違いで言うと、「ワクワク感」ではなく「危機感」ですね。
常に追い込まれている。追われている。

そういった感覚です。

そういった性格の方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

一般的な言葉を借りると、
「生真面目」「融通が利かない」「正直者」など
そういった人種は、おそらく無意識のうちに自分を追い込んでしんどくなってしまう傾向が強いと思います。

かく言う僕も、パニック症候群や社会不安障害の症状は出てたりするので。

そんな僕にも、いつまでも義務感で生きていくのはさすがに厳しいと感じたので、
「義務感」から「ワクワク感」にシフト出来るように考えました。

そこで良いHPがあったので、共有しますね。

ワクワクの源泉を知るワーク
http://www.flow-stock.com/wa-ku/wakuwaku.html

ここに書いてある通りにしてみてください。
初めてするのは、かなり時間が掛かるかもしれませんが、自分の考えや深層心理を言語化出来るので、文字にしてみたものを見ると、案外気持ちがスッキリしますよ。

オススメです!

さてさて、出来るだけ更新していこうとは思いますが、不定期更新なので、ゆるゆるとご覧頂ければと思います。