ここのところ、朝早く起きる用事が多かったので、更新できませんでした。
楽しみにしていてくれた方、すみませんでした。m(u_u)m
さて、4日に○回目の免許更新に行ってきた。
試験場の駐車場が狭いので、久々に電車で出かけたが、
最近、クルマで移動することが多いので、新鮮だった。
違反が有ったので、講習を受けた。
内容はそれほど新鮮ではなかったが、
他の部分で、いくつか、興味深い話が有った。
1.ゴールド免許で5年更新の人の割合が
全体の6割強になったこと。
3年更新は3割強であることを強調された。
ツッコミ大好きヲジサンとしては、6割のゴールド免許のうち、
ペーパードライバーやサンデードライバーは何%なのか
知りたいところである。
当然、毎日乗っている人とペーパードライバーやサンデードライバーでは
取り締まりにつかまる確率はぜんぜん違うからである。
残念ながら、触れてはくれなかった。
2.特定の違反には何故反則金が
課せられないか?
二輪・原付の乗車用ヘルメット着用
シートベルト着用
チャイルドシート装着・使用
上記の違反は、点数は減点される物の、反則金は課せられない。
この理由は何故だろうと気になっていた。
理由は、「違反が直接事故に結びつかないから」だそうだ。
これは、初めて知ったが、思いっきり納得できた。
個人的意見は、「そんなもの、自己責任の範疇で、処罰の対象にするべきではない」と思っていた。
二輪でヘルメットを着用しないで事故に合い、打ち所が悪く、
頭が少々おかしくなってしまった、高校の同級生がいて、
怖さを目の当たりに見ているので、例え法律で処罰の対象にならなくても、
自分は、乗る際は必ずかぶろうと思っている。
シートベルトに関しては、正直言って、守っていないことが多い。
高速ではかなりの確率で締めているが、一般道では
締めていないことが多い。(反省)
実は、それでつかまり、講習を受ける羽目になった。
それと、2008年6月から実施された、「後部座席のシートベルト着用」
について、映像を見せられて、ちょっと驚いたことがある。
それは、「運転席の後ろに乗車している人がシートベルトを着用していないと、
凶器になることがありえる」ということだ。
事故で前方衝突した場合、運転席の後ろに乗車している人が
シートベルトを着用していないと、飛び出さないで、
運転席のシートに恐ろしい速度でぶつかって、
運転者の前方はエアバック、後方は同乗者で挟まれてしまい、
運転者も後部座席の同乗者も大怪我やしに至る場合があると聞かされて、
内心唸ってしまった。
発想が後部座席同乗者を保護するだけではなかったからである。
講師のオッサンが言っていたが、タクシーの後部座席シートベルト着用は、
特に夜間ヨッパライが乗ってきて、運転手の要請に応じなかった場合、
それで、運転手が捕まっては気の毒な話である。
3.来年からではあるが、高齢者の更新時に
認知症の検査が義務付けられる。
平成15年から18年の間に高速道路を逆走した事件が105件起きているそうだ。
そのうち3割が高齢者の「認知症」患者だったそうである。
本人は「認知症」と気がついていないので、今までクルマを運転していれば、
運転してしまう事は十分に考えられる話である。
高速道路の逆走で、本人はすぐに取り押さえられて、
傷やクルマに問題はなかったが、逆送車を発見して、
よけたドライバーが多数重軽傷を負った事故は存在するそうだ。
このブログをごらんの方も、もし、ご家族の中で「認知症」の兆候が有る方がいたら、
クルマの鍵は十分に管理した方が良いと思う。
4.車いすマーク(青地に白い車いすマーク)の
ステッカーは法的には何の保護もされないこと
正式な身体障害者が利用しているクルマの表示は、青地に白で四つ葉のクローバーを表した
マークであり、車いすマークは日本では正式には認められていないそうだ。
ただし、全世界でこのマークは統一されて利用されているので、
四つ葉のクローバーと同様に考えてほしいとのこと。
四つ葉のクローバーマークは、肢体不自由以外にも表せるからだと思っている。
5.聴覚障害者の運転が可能になったこと。
自分だけが不勉強だったのかもしれないが、今まで聴覚障害者が
免許を取得できなかったことを知らなかった。
(自動車学校で習ったかもしれないが、忘れた。)
今回、ワイドミラーを着装することを条件にOKになった。
そのほか、東京都の場合、期限の切れる免許を穴を開けて返してくれるが、
それをやたらに捨てると、偽造免許証を作る種にされるので、
必ず試験場のそばのくずかごに捨てずに、切り刻んでから自宅で捨ててほしい
と説明があり、「日本も変わった」と思い知らされた1日だった。