4月6日、この日は福岡フットボールセンターで10時から福岡県ユースリーグを取材し、それが終ると同会場内の別のコートで行われていた『九州なでしこサッカー大会』の1回戦を取材した。
対戦カードはニューウェーブ北九州レディース-福岡女学院高校、後者は以前にインターハイ予選を取材したことがあるが、前者のニューウェーブ北九州レディースは初取材である。
試合前のアップをするニューウェーブ北九州レディース
このチームは1996年に北九ガールスというチーム名で結成され、2004年に当時、九州リーグで活動していたニューウェーブ北九州(現ギラヴァンツ北九州)を運営するNPO法人北九州フットボールクラブの傘下に入り、チーム名をニューウェーブ北九州ガールズに変更、2006年に現在のチーム名となった。
2008年の10月に男子チームは運営が株式会社に移行し、翌年からチーム名もギラヴァンツとなって以降も、女子はNPO法人として活動を続け、2014年からは『なでしこチャレンジリーグ』への参入を目指して活動している。
【レポート】
前半は両チーム無得点。後半からの様子では若干、ニューウェーブが優勢に進めていた。
しかし、得点が生まれることなくPK戦へ突入、ニューウェーブのGKが1本セーブするが、福岡女学院もセーブし、譲らない。
ニューウェーブ北九州のGK
サドンデスまで縺れ込み、福岡女学院のGKが再び見事な反応でセーブを見せる。
その裏を福岡女学院に決められ、ニューウェーブは北九州は1回戦で敗退となった。
【コメント】
ニューウェーブ北九州レディース、閑地 瑞季キャプテン
Q:試合の感想をお願いします。
A:後半は体力がなく、相手にボールを取られる場面も多かったけど、攻めるところは攻め切ってたと思います。
Q:ニューウェーブ北九州レディースは、どんなチームですか?
A:楽しい雰囲気ですが、やるときはやるチームです。
Q:今シーズンの意気込みをお願いします。
A:何人か選手が抜けて、人数も少ないですが、少しでも勝てたら良いと思います。
井上 修監督
Q:選手の年齢層を教えて下さい。
A:昨年までは社会人の選手が10名ほど在籍していましたが、移籍や引退などで、社会人は1人、高校生が3人で、残りの選手は中学生です。
Q:なでしこチャレンジリーグを目指す為に、どんな課題がありますか?
A:練習の環境は少しずつ良くなっていますが、スポンサーをしっかり集められるようになったら、もう少し上を目指しやすくなるかと思います。
Q:今年のチームの手応えは?
A:とにかく今年はチャレンジだと思います。
ここまで中学生中心の若いチームは初めてなので、色んなチャレンジをしながら頑張って行きたいと思います。