昨年は全国でも2連覇を達成した東福岡(以下、東)に挑むのは新人戦に続いて、決勝に駒を進めた九州国際大学付属(以下、九国)
東福岡の応援席
九国の応援席
【レポート】
攻勢は東、まず3分に左からのクロスを、逆サイドで待っていた藤井 一輝が、ヘッドで叩きつけてゴールを狙うが左に逸れる。
東は青木 駿が左サイドで機転となって、ワン・ツーで自らサイドを抉って幾度となく攻撃を仕掛けていた。
東福岡 青木 駿
20分、左サイドからの展開で、青木 駿が放ったシュートを九国DFが2人がかりでブロック、こぼれ球を東が拾い、最後は鍬先 祐弥がシュートを放つが枠を逸れる。
押され気味の九国だが22分、左サイド斜めのフリーキックを、ペナルティーエリアに放り込み、中の選手が合わせるが、GK前島 正弥が正面で押さえる。
九国は32分にも、ペナルティーエリア内でバーに当たる強烈なシュートを放ちチャンスを作る。
前半は無得点で折り返す。
九国は後半から松本 峻と、永井 絢太を投入し勝負を仕掛けるが、後半18分、左からのコーナーキックに藤井 一輝が右足で合わせ、ネットを揺らす。
何とか同点に追い付きたい九国だが、東DFに封じられチャンスを作れず、1-0でタイムアップ。東が3連覇をかけた全国への切符を手にした。
試合後に抱き合う東福岡の選手たち