病院で事務職として働いていた僕は「言語聴覚士になりたい」と一念発起!…46歳の時でした。
そして48歳で国家試験に合格して、言語聴覚士として同じ病院で働き始めました。
ブログ記事では、当時のことを振り返りながら綴っていきます。
僕は2022年に実施された、第5回公認心理師試験に合格しました。
以前に、心理職の資格受験について検討したことがありましたが、断念した経緯があります。
本来は、公認心理師試験も専門の学部を卒業しないと受験資格がありません。
ですが、僕はGルート(現任者ルート)で受験することができました。
Gルート受験とは『2017年に公認心理師法が施行されたことに伴う5年間限定の経過措置』で、正規ルートでは受験資格が得られない人に向けたルートとなります。
現任者を対象としたルートであることから「現任者ルート」とも呼ばれます。
僕は、このような制度があることを2021年の夏に知りました。
Gルートでの出願が可能となるのは2022年までのため、次の第5回公認心理師国家試験がラストチャンスとなります。
「もしかして、自分にも受験チャンスがあるかも!」
Gルートの所定要件に自分を当てはめるてみると
・言語聴覚士として5年以上の実務経験
・公認心理師現任者講習会に受講する
の2点をクリアすれば、受験資格が得られます。
迷わず、受験を決意して現任者講習会に申込みました。
僕は言語聴覚士として病院で働いていますが、心理学公認心理師の資格を取得することで仕事に幅ができると考えました。
心理学の知識を身につけることで「患者様やご家族心に寄り添った対応ができるようになること」に価値があると思えました。
心理職が国家資格になったことで、勤務先の病院でも、公認心理師の名称を持って仕事をすることで、診療報酬として反映する機会が増えてくるはず。
言い換えると、病院でも公認心理師の活躍の場が拡がっていく…そうしたことも考えました。
いずれにせよ、自分にとって手の届かないところにあった、心理職の資格取得の可能性がグッと近づいてきたのです。
去年の夏の終わりのことでした。
試験まで一年を切っていました。