でも、大事なことなのよね・・・
ちなみによく使うのは
「そうやって辛いことからいつも逃げ出すのね」
あぁ、アリナミンのCMを久々に見た。 これは癒しでしかない。
嫌われ松子の一生(下) (2003)
著者: 山田 宗樹
- 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)/山田 宗樹
- ¥630
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表紙の中谷美紀だけで、★が5個くらいプラスなんですけどね。 まぁ嘘ですけどね。
やはり下巻は大事だったね、っていう流れでした。
松子が相変わらず阿呆なのは変わりない感じだが、それよりも構成がイイ感じだったので、そこにひかれた。 最終的に死因と松子の人柄を調べていた甥と、松子の最後がリンクしてくる辺りはなかなか面白い。
トルコ嬢まで落ちたと思ったら、今度はシャブに走り、
薬を強要する男を、ウッカリぶっ殺し、
そのまま放浪し、理髪店の男性と仲良くなった、
と思ったら警察に捕らえられ、刑務所行き。
塀の中で美容師の資格をとり、
とある店に拾ってもらうが、元生徒(現在ヤクザ)と同棲するも、
DV+また薬で事件になって、
最後は酔っ払った大学生に絡まれて、内臓破裂で死す。っていう。
何とも救えないお話になってるわけですが、1時間で70ページ位行けるので、サクッと読める内容ですね。
やはり下巻の最後の締め方が良くて、いい終わり方だと思いますな。
大学生の甥の視点で最後は終わるわけですが、彼のちょっとその後も見たくなるような終幕。 自堕落に過ごす大学生の甥が、伯母の死をきっかけに何かに気づいて、人間変わった様子がありますな。
「神は愛」とかキリスト教的な内容にも触れてたけど、エセ無神論者の自分には響きませんな。
人を赦すって、人殺した人間を許せるわけがなかろうw ハムラビ法典万歳(´・ω・`)
登場人物も、「人間だから、いつ松子のような状況におかれるかわからん」って内容もあったけど、いやそうそうねぇって。 そんな状況になったら、俺は人間をやめ(ry
ちなみに映画を撮った監督は、下妻物語と同じ人らしい。 何となく納得するw