天空の城ラピュタ(1986)
【監督】 宮崎駿
【音楽】 久石譲
●田中真弓(パズー)
●横沢啓子(シータ)
●初井言榮(ドーラ)
●寺田農(ムスカ)
●常田富士男(ポムじい)
●永井一郎(将軍)
●糸博(親方)
●鷲尾真知子(おかみ)
●神山卓三(シャルル)
●安原義人(ルイ)
●亀山助清(アンリ)
●槐柳二(老技師)
●TARAKO(マッジ)
オススメ度:★★★★★★★★★★
いやね、もう何回見たかも覚えてないくらい、見てるんですがね。 細かい発見が見るたびにあって、いいねぇ・・・色あせないねぇ・・・と思いつつ、見ておりました。 レビューサイトを見ると、意外に酷評まではいかないが「面白くない」と感じる方も多いようで。
個人的に、自分の思春期に「君をのせて」は色濃く、刻む込むように心に残ってしまったので、何がどうとか言えないんですな。 中学の合唱コンクールで、この曲を指揮することができた自分は、ちょっと幸せ者だと今でも思う。
こんな壮大な歌詞の歌って好きですね。 合唱コンやる時、歌詞の解釈とかをしたけど、「何でパンはひと切れなんだろう」とか「両親がくれるのは物じゃないんだね」とか、色々考えた気がする。
伴奏やってた友人(男)が、「この3連符の弾き方、絶対あいつちげぇから!!」と愚痴をこぼし、音楽の先生と喧嘩になりかけたのも、また懐かしき思い出。
「シータみたいな、彼女が現れません」的なメールを大学の友人に送ったら、「心が清くない人には見えないって、ばっちゃが言ってた」と言われた。確かに。
パズーがシータを取り返しに行くときに、敵だと思ってたロボットが逃げる手伝いをしてくれて、だけどロボットが凶弾に倒れる、っていうシーン。んで、シータが「パズーーー!」って、悲痛な叫びを上げる所は、今何も見てなくても、ちょっと泣けそうな・・・。 一番グッと来るのはそこです。
浪漫と熱い想いを遺した父親。
その意志を受け継ぐ少年。
母性と気高さをもつ少女。
ひとくせもふたくせもある海賊。
愚直に力を欲する男。
人の心を垣間見せる無機物。 おなかいっぱいじゃないか。
エンドロールを見てたら、驚愕の事実、「林原めぐみ」の文字。
役名は割り振られてないが、「青服の婦人」の役で出てる・・・(wikiより) どこやねん!と思ったら、パズーが初めに肉団子買いに来る所で、「まだ仕事?」みたいに一言絡んでくる人がいたのを思い出した。 まだまだだと思った。
どうでもいいけど、ドーラがパズーの家で食べてる肉が、スゲェうまそうなんだ。
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