今週1番驚いたのは、タイガース・赤星選手の現役引退ニュース...
まだ信じられない気持ちです。
ケガをしたというのは知っていましたが、まさか突然引退するほどの症状とは全く思っておらず。
悲しさと残念さと...何とも言えない気持ちになります。

よくチェックしているタイガースファンの方のブログに、「ちっちゃいくせに、大っきい存在でした。」と
赤星選手のことが書いてありました。
タイガースファン、赤星選手ファン、そして一緒にプレーしていたチームメイトの悲しみがどれほど大きいか。
何より赤星選手自身の無念さがどれほど大きいか...

赤星選手が引退コメントの中でケガの原因となったプレーについて、
「野球人の本能でやったこと。後悔していない」と話していました。
ファールグラウンドへのフライに飛び込んで腕を故障し、投手人生が変わった桑田真澄投手が
「同じ場面がきたら、また同じプレーをする」と言うのを聞いたことがあります。
野球人として「ベストプレーをしない」という選択はないのでしょうね。
今回の赤星選手の引退で、いかに選手が危険と隣り合わせで私達に全力プレーを見せてくれているのかを
改めて実感しました。

タイガース・金本選手が赤星選手に引退に対し、「理由を聞いて、それなら辞めたほうがいいのかなと。
今後の野球人生より、人生そのものの方が大事だと思うから」とコメントしたそうですね。
野球選手ではなくなりますが、赤星選手の人柄やこれまでの野球界への貢献が消える訳ではありません。
身体をもっと治してから、また違う形で野球界に戻ってきて欲しいと思います。


私が初めて他球団選手のグッズを買ったのは赤星選手のリストバンドだったなぁ。
2003年に初めてタイガースの試合を見に行って、赤星選手の走塁のスピードにワクワク。
「赤星、速いだろう!」とタイガースファンの友人が誇らしげに話していたのを思い出します。
当時の応援歌の1フレーズ「走れ赤い彗星」がとても似合っていました。

あっと言う間に、選手人生を駆け抜けてしまった赤星選手。
でもたくさんのものを野球ファンに残してくれたと思います。
本当にこれまでお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。