どうせ僕は遊ばれてるだけ


 毎回そうだもん


 離れないとか言って


 離れちゃう





 もっとマシな嘘つけないの?



 正直誰も信じてないから



 ね






 家族 嫌い


 僕の家族には


 僕は必要とされてない


 だから閉め出すんだ


 暴力を振るうんだ



 大人なら

 話し相手しようとか

 思わないのかな?




 頭痛いよ


 薬飲みたいけど

 動けない






 「嫌い...、大嫌い...。」


 今にも泣きだしそうな顔

 堪えてるのが丸分かりだよ


 僕に抱き着く震えた身体


 君は本当に嘘が好きだね。


 分かっていたけれど

 僕は気付かないフリをした



 それが

 君がついた最後の嘘


 君が流した最後の涙



 窓の外は冷たい雨

 丸で僕見たいに




 ―――僕らは終わりを告げた。




 ごめんね...。


 これが最後の涙だから


 今だけ泣かせて下さい。




 『さようなら』 




 誰よりも愛してた人―――。