マルコ刑事に追われたカルロスとオリバーの兄弟は

 

非常階段に逃げ込む。

 

カルロスの足を撃ち二人を確保したマルコらは

 

1階へ降りでようとするがそこは最上階の9階だった…。

 

一方で

 

別れたホテルマンの夫に

 

ダニエルとカミーラの2人の子供たちを預ける為、

 

サンドラと恋人ロベルトの4人は

 

車で荒野を横断するドライブに出る。

 

休憩中にロベルトは端息持ちのカミーラに

 

ガヴァジュース与えてしまい喘息の発作を起こしてしまう。

 

動揺したロベルトは吸引器を壊してしまい

 

来た道を引き返すことに。

 

しかしいくら走っても同じ道を走っていることに気づく。

 

 

 

パラレルワールド、ループの世界に迷い込んだ

 

二組の恐怖を描いている作品。

 

まず持って言いたいのは

 

何だこのフライヤーは!!!!

 

ホラー、スプラッター映画のようで

 

内容と全く合っていない。

 

中身が面白いだけにこのフライヤーはいただけない!

 

永遠と続く階段と

 

永遠に続く道という

 

二つのループの世界がシンプルに面白かった。

 

衝撃なのは35年後!

 

35年もループの世界に閉じ込められている状態が

 

あまりにも衝撃的であり芸術的。

 

常に供給される自販機の商品が綺麗に山積みされ

 

壁一面には奇妙な数式や日数、落書きで

 

びっしり埋め尽くしている階段チームがいい感じ。

 

一方で堕落した日常を過ごしていた道路チームは

 

ゴミが散乱し家族は崩壊。

 

醜い姿に変貌してしまう。

 

いずれも微妙に疑問はある。

 

例えば

 

階段では鍵を落とす場面があるが通過するのは一度だけ。

 

あれってひたすら落下し続けないといけないのでは?

 

なぜ車で生活している?

 

ガソリンスタンドの建物で暮らせばとか、、、。

 

わかりにくいのはやっぱ結末だね。

 

35年前を思い出し

 

説明するのだがわかりにくい。

 

そもそもループする

 

若者を選んで生贄じみた設定も

 

どこで、なぜ、把握できたのかも謎。

 

というものの

 

この作品はかなり面白い。

 

フライヤーのビジュアルは最悪だが、

 

キャッチにある〝91%が高評価〟は頷ける。

 

この世界観は脅威でありインパクトありすぎ!

 

わかりにくい終わりではあるものの

 

面白い作品でした。

 

 

☆☆☆☆