子供の頃
母と電車でお出かけ
電車の乗り換えでホームを歩く
母は私の手をひいて
迷う様子もなく スタスタと歩く
私『お母ちゃん すごいな~
なんでそんなに右行ったり左行ったり
間違えずに行けるん?』
母『書いてあるから分かる
だいたいその通りに行けば行けるんや』
子供の私は
そんな母を さすがお母ちゃんやな!
って誇らしく思ってた
つい最近
一人で地下鉄に乗る
あまり行き慣れてない地下鉄
これで合ってるかな?
ちょっと不安
それでも案内を見ながら
スタスタ歩く
歩きながら ふと思い出した
子供の頃
母に手をひかれてスタスタついて行ったあの頃
今…私……
ひとりでスタスタ歩いてる
そっか……
あの頃のお母ちゃんになってるんだ
でも…
今、お母ちゃんは
もうひとりでスタスタ歩けない
迷子になってしまう
今は私が母の手を握り
こっちやで!って歩く
反対になっちゃったね
多くの人が行き交う中
子供の頃母とお出かけした光景が
やんわりと頭の中をかすめた