もう2020年も半年が過ぎちゃっているので
今更感もありますが...
2020年のお正月の話。
2019年は浦項で日の出を見たんですが
2020年は江原道に行ってきました
というのも、お目当ては...
平昌マス祭り𓆟
釣り好きのウリカップル、
冬は氷上で釣りたい
釣り好きですが、見よう見まねの初心者。
魚屋さんに並ぶような
魚らしい魚を釣ったことがありません。
釣れても手のひらサイズの小魚。
アジのちーっちゃいやつとか、
見た目もかわいくないメゴチみたいな雑魚とか。
それでも、
これまで釣った一番の大物といえば...
タコ ....
何故にタコが釣れる....って感じですが....
魚が釣りたい...(。•́︿•̀。)
出来れば重量そこそこ感じる魚...
そんな釣り下手初心者のウリカップル、
マス祭りというくらいだし、
会場では定期的に放流するからきっと釣れる
と期待を胸に、マス祭りに心ときめかせました
私の渡韓にあわせて
当初クリスマス休暇に行く予定でしたが
暖冬の影響で平昌マス祭り開催が12/28に変更されてしまったのでお正月休みに行くことに
わーい 初めての江原道
平昌〜オリンピックやったとこだ〜
でもさー、平昌って...、、、
めっちゃ遠い...。
大邱から車で4-5時間くらい
KTXで平昌方面にも行けるようですが、
マス祭り会場へのアクセスを考えたらやっぱり車が便利。
1年前の冬、
KTXの脱線事故があったってのも気になるし
急激な寒さが原因みたいな事が言われていたけど...最終的に原因なんだったんだろ〜??
高速バスを使うってのも考えたけど、
荷物持って会場まで移動すること考えたらやっぱり車が便利。
ということで、車で行くことに。
もちろん、ナムチンの運転 ←
車が便利だとはいえ、
大邱からだとかなり長時間運転だし、
路面凍結してるかもしれないからスピードも出せない
ってことで、
大邱と平昌の中間地点で1泊して、
次の日の昼頃に平昌入りすることに
なんですが...
開催初日に大混雑して、急遽入場者数を制限をしたとの情報がっ
当分の間は1日先着1000名しか入場できないことになりました...
マス祭りのために大邱から平昌まで行って
マス祭り会場に入場出来なかったら悲しすぎる...
というか、私の場合は日本から...
なので、
ナムチンに頑張ってもらい ←
大邱から平昌に直行して、翌朝マス祭り開場前に並ぶ作戦 に変更。
元旦早朝から福袋のために店頭に並ぶ人もいれば
元旦早朝からマスのために会場に並ぶ人もいるのだ...
しかも真冬の平昌で。。。
そう、忘れちゃいけない...
平昌は
超極寒の地... ❄
暖冬とはいえ、極寒レリゴーの世界なのだ。
少しも寒くないわ なんて思ったら、死 3秒前
訪れた日は
【最高気温】1日目→ 0度 、2日目→ 3度
【最低気温】1日目→ -6度 、2日目→ -3度
体感温度...マイナスだよね...
平昌入りしてから一旦、江陵方面へ。(更に遠い)
お昼もサービスエリアで簡単に済ませていたので
ちょっと早めの夕食を。
2019年 最後の晩餐 ♡
向かったお店は〜
カニ食べ放題 ! 🦀
韓国で食べ放題を意味するのが
無限リフィル、つまり無限おかわりっ
お刺身や貝、ケランチム、スープなどのおかず類もテーブルいっぱいに色々出ます(写真がなかった)
もちろんカニは好きなだけ追加できます
そしてカニと言えば...
生きてて良かった♡♡♡ってなるくらい美味しい
一定量ほじほじ終わるまで食べない私に対して
ナムチンはほじほじしながら食べるタイプ。
ほじほじed からの カニ HEAVEN...
ほじほじing で カニ HEAVEN...
無限リフィル カニHEAVEN...
カニ様、ありがとうございます
カニを食べながらね、気付いたんです。
カニを食べる時
無言になるのは
世界共通 (。 ・`ω・´) キラン☆
大きな文字にするほどのことじゃないんですけどね、
向き合って座って、黙々とカニを食べる。
ただそれだけのことなんだけど、
国籍は違えど同じ人間なんだな〜って
なんだかホッコリしました
2人でおなかいっぱいカニを食べて、
すぐ近くの海岸沿いをブラブラ。
こーゆー風景、大好き
ネタバレになるから内容書かないようにしますが
トッケビ、すごく面白くて私は大好き〜
コン・ユの筋肉と笑顔にドキドキ ←
ここで撮ったシーンはすごく印象的なシーンで
トッケビファンなら絶対テンションあがる〜
ロケ地でトッケビの世界に浸って〜
ホテルに向かう途中、翌日に備えてe martでスニーカーや防寒具を購入
ホテルに着いた頃には外は真っ暗で
車降りると
肺を刺ようなキンキンに冷たい空気が入ってきた
早くも死を感じたわ...
トッケビ好きでも、死神にはまだ会いたくない。
で、翌朝....
会場は9:00オープン。
先着のため、8:00前には会場入り
到着〜
辺り一面雪景色...
シャレにならないくらい寒い。
マス祭りにふさわしく、巨大なマスがお出迎え
もちろん、このキャラたちもお出迎え
当初オリンピック公式キャラはポロロに! っていう意見が吹き荒れる中、公式キャラに就任し無事役目を終えたスホランとバンダビ。お疲れ様でした
1時間以上も前に着いたのに、、、
既に100人くらい並んでました
寒空の下、根気よく待って... ←既に体が冷え冷え
2人で 30,000ウォン払って、入場
良さげなポイントを狙って移動します。
雪の上はサクサク歩けたけど、
アイゼン付きのスニーカーではないので
氷の上を歩くのは一苦労
ちょっと重心がズレると、
ツルリと滑りそうになり何度もヒヤヒヤ...
運動神経が悪い私は1メートル歩くのも亀。
地面と変わらないスピードでさっさと歩くナムチン。
どんどん氷上の人混みに消えていく...
ノロノロ亀な私の横を無邪気に子供たちが小走りで過ぎ去っていく...
その都度、係員がピピーッと笛を鳴らして子供達に走らないよう注意してくれるので会場の安全管理には好感が持てました
アイゼン付きスノーブーツ持っているのに
かさばるから日本から持って来なかったんです
氷上の釣りにはアイゼン付きスノーブーツ着用をオススメします(e martには売ってなかった)
あっという間に会場が埋まります。
氷には予め穴が開いていて、釣り糸を垂らすだけ
時々、放流車が来てマスを追加してくれます
周囲では上手に釣る方の姿もチラホラ
とっても嬉しそう〜
釣ったマスは調理費3,000ウォンを払えば
焼いたりお刺身にして食べることが出来ます
ウリカップルも
マス食べた〜い大物狙うぞ〜と
ワクワクドキドキ
入口で販売している簡易釣竿の釣り糸を穴に垂らし、チョイチョイと動かしながらひたすら待ちます
かなり着込んだ上に、ブランケットやスヌードで全身ぐるぐる巻きのダルマ状態になっていたんですけど、
氷の上でじーっと待っているだけなので
足先とか本当に凍傷になるんじゃないかってくらい感覚無くなってやばかった。。。
前日にe martで調達したスニーカーは内側がボアで、
ヒートテックの靴下の上に更に分厚いボアの靴下重ねていたんですが、それでも足先は寒さで感覚がなくなるほど
寒くてトイレに何度も行きたくなったんですが、
滑りそうになりながら慎重に氷の上を何往復...
その上、トイレも遠いし
着込んでいるからトイレに着いても大変...
ただただ苦行でした
お昼になると周囲も釣れなくなってきたので
ウリカップルも一旦休憩することに
会場近くの休憩スペースにはストーブがいくつも置いてあって、すごく暖かい
しばしストーブの前で身体を解凍 ←
ストーブと熱々ラーメンで生き返った〜
で、気合い入れて 後半戦 開始〜っ
入口で売っている釣竿はグレードがあって
先に買った安い釣竿より高い方が釣れている様子なので、それもゲット。
装備をアップグレードして...いざ決戦へ
みんな必死なんです。
ウリカップルも
またひたすら寒空の下でマスを待ちます...
30分経って〜 釣れるかな〜
1時間経って〜、 まだまだこれから!
2時間経って〜、、、 トイレ行きたい
3時間経って、、、
つ....
釣れない...(T-T)ウェェーン
周囲からは時折とったど〜! 的な歓喜があがって
子供やアジュンマがはしゃぎながら大きなマスを専用袋に入れている。
い、いいなぁ...
ウリカップルがひたすら釣れるのを待っている間、
どんどん周囲はマスを釣って行く。
家族全員1匹ずつマスを釣って楽しそうに会場を後にする韓国人ファミリー
絶対寒いよねって心配になるくらいチャラい服装で
大きなマスを釣ったかと思えば
何故かあまり嬉しそうじゃないブロンドの外国人女性グループ
1人2匹までってルールなのに、1人で5~6匹釣って、係員に注意されてもまたこっそり釣り始めるアジョシ
私たちの目の前にとまった放流車がマスを放流した際
放流ホースが放流穴から外れ、氷上に逃げ出たマスを
我先に手掴みでゲットして持ち去る、もはや火事場泥棒的な人々...
周囲が次々とマスをゲットしている中、
釣れないストレスと疲れと寒さで
だんだんとテンションが下がっていく...ウリカップル
極めつけは、
閉場ギリギリにやってきた
オー! マイキーっぽい子連れの外国人ファミリー
どうやって釣るのかしら〜と
パパとママが周囲を観察している傍から
小学校入学前くらいのマイキーが
ものの5分足らずでマスを釣っていた...
Wow ! 簡単に釣れるんだね!
ってマイキーとパパのはしゃぎ声と同時に、
私のハートが割れ行く音が聞こえたわ...
朝イチからいるけど、1匹も釣れてませんよー?
来場5分でゲットしたマイキーはマス釣りの神童としか思えない。
超極寒、レリゴーの世界、、、
体感温度マイナスの寒空の下
9時間もじっと耐えたのに
私もナムチンも1匹も釣れなかった
最後の方は手足の感覚も
頭も鈍くなり
もはや
すこぉしも寒くないわぁ...♬︎(死)
釣れなかったのだから仕方がない。
だけど
せっかく平昌まで来て、
せっかくマス祭りに来たんだから
マスの1匹くらい食べて帰ろうよ...
お正月の元旦にカップラーメンだけってのもね...
ってことで敷地内の食堂へ。
食堂前のメニュー表を見たら...
マスの刺身 20,000ウォン
オンリー刺身。without パンチャン。
観光地とはいえ、高い...
入場料払ったにもかかわらず1匹も釣れなかった人にはせめて半額で提供して欲しい...
釣れたら3,000ウォンだけで済むってのに...差がありすぎるだろ
大邱から5時間かけてやって来て
前泊して開場1時間前から並んで
朝からずっと氷上で寒さに震えてマスと戦ったのに
ここでお金払ってマスを食べるなんて... ←
すっかり消えかかっていた
釣り人族のプライドがフツフツと湧き上がる...
すこぉしも寒くないわぁ〜って、
寒さに麻痺したせいで 判断力まで失ってたわ
江原道で味わった
カニと雪辱の味は忘れまい!
完敗宣言撤回!
初戦は戦術不足で一敗に終わったけど
来年の冬こそマスを2匹ずつ釣ってみせる!!
倍返しだ!! ←続編いつ?
そう、マスとの戦いは始まったばかりなのだ。
なんなら江原道には
華川ヤマメ祭りもあるのだ
来年も
美味しくカニを食べまくって ←
トッケビのロケ地行って
リベンジマス釣りするぞーーーーー
アイル ビー バック!
ト マンナヨ!
アリーヴェデルチ!
カニッ タッベ イコウ〜ッ!!
と熱い思いを胸に大邱へと戻ったのであります
(大邱に到着してからカムジャタン食べた)
おしまい。