僕が高校3年生の時、「今のままでは医学部に合格できない」と言う進路の先生がいた。その時の絶望感はよく覚えている。
まるで不治の病を宣告されたようだった。どんなに頑張っても上がらない成績と先生のその言葉、それだけで僕が絶望するには十分すぎた。
だが、当時の僕は諦めなかった。いつか、その言葉撤回させてやると思って、その時の自分の泣き顔を自撮りしてロックフォルダにしまったw
今考えたら、その言葉をくれた先生は、危ない賭けにでたなぁと思う。僕がもう少し後ろ向きの人間だったら、あの言葉は呪いとなって、夢を諦めさせる理由になり得たからだ。
現実の僕はたまたま前向きだったから、絶望をエネルギーに変える事ができたが。
やはり、崇高な仕事というのは賭けに出る部分がどうしてもあると思う。医師だって同じだ。
初めはガイドラインに従うしかできない。しかし続けていると、ん?これ改善の余地あるんじゃね?というポイントが出てくる。そこで、改善策を検討し吟味し時には患者さんのために新しい治療を試すのがプロだろう。
僕に医学部は無理だと言った先生は、そういう意味でプロだと思うし、すごく尊敬している。
ただその尊敬の気持ちと同じくらい強い気持ちで、そんな事言うなら、お前もその発言に人生かけろよ、と思ってしまう。表面的な情報を見ただけで言ってくれるな、と思う。
別に先生に引責辞職しろとか言うつもりはないがwそう求めたくなる気持ちが湧いてくる事は事実だ。
だからこそ僕が医師になってもし余命に関する発言をしなきゃいけない場面があるならば、その時は医師人生をかけてするべきだと思う。