何年か前、主人が転勤のために引越すことになりました。主人、私、共に実家暮らしで、引越ししたことがないのです。
未経験でも、なるたけ安価にしたいと自分たちで梱包することにしました。段ボールとガムテープは、業者が用意してくれたものを使ったのですが、他にも、新聞紙が必要でした。割れ物を包むのや緩衝材として便利でした。

引越し業者に要望しました。
引越し作業に熟知したプロに頼んだ方が、大丈夫だと思ったのです。

けれども、家具に傷を付せられました。このような傷がついたら、保障はそつなくしてくれるのでしょうか。
泣き寝入りいたさぬように、しっかりと償わせます。
まとめて引越しの見積もりを活用するのは初めてでした。



たくさんの問い合わせの時間が省けて、ほとんど苦になりませんでした。

利用した後、引越し業者数社から、訪問して見積もりしたいと連絡がきました。重ならないように時間調整するのが困難でした。
アパートなどの借りていた部屋から引っ越す時には、退去時の立会いという部屋のチェックが必ずあります。
大家さん、もしくは管理会社の物件担当者が来て、部屋の隅から隅までチェックしてきます。


これを済ませてめでたく退去が叶います。
場合により、多少の違いはあるにしても、払うべき公共料金の支払いはきちんと済ませておかないといけませんし、鍵は、作ったスペアも入れて全て返却しないといけません。引越しの用意で一番大変なのは家中の物をダンボールに入れて行く作業だと感じます。日々生活しているとなかなか気がつくことはないですが、荷物を詰める作業をしているとこんなに家の中に物があったのかと驚愕します。



それでも、引越し準備と一緒に整理も出来る絶好の機会です。以前、引越しを経験しました。業者に依頼しましたが、けれどもやはり苦労しました。

何が苦労したかというと、多種多様な手続きです。住む自治体が変われば、印鑑証明請求に必要とされる印鑑登録もしておかなければなりませんでした。



ほとんど必要ではないのですが、一応登録しておきました。
引っ越しプランは人それぞれながら、近頃では、業者にすべてを任せる形の引っ越しを選ぶ人も増えています。
ですが、業者が大型家具や家電などを運んでいたら、作業を近くで見ておくべきです。

もし仮に、引っ越し業者のスタッフがそんな荷物を取り扱っている間に破損させたり、傷をつけたりしてしまったら、引っ越し業者は、その補償をしないといけないのですが、確実にその傷が引っ越しによるものなのかどうか主張しないといけないからです。



何か起こった時に写メなどを撮っておくのも良いでしょう。様々な理由で、数多く引っ越しを重ねてきた方以外は、引っ越しするということは、生涯の中でも大事なイベントの一つかもしれませんが、だからこそ、予期せぬ出来事が起きることもあるかもしれないと考えておきましょう。
引っ越し当日は特に忙しいものですが、仕事が重なってしまったときに想定外の事態が生じると、全体の予定が狂ってしまうこともあるので当日までに、余裕を持って準備を進めておきましょう。