翌朝は小雨が降っていました
日本海に向かって走り始めると
道のあちこちには蕎麦の白い花が咲いていました
越前蕎麦って美味しいですものね!
「しおかぜライン」の案内が見えます
そろそろ海みたい(‐^▽^‐)
曇り空はとっても残念だったけれど
やっぱり海は気持ちがいい場所です
しばらく海沿いの道を走ってから敦賀半島の根元にある
どれほどの松が植わっているのでしょう
砂浜の海岸に沿ってずっとずっと続いていました
そして ここに立って頭の中に浮かんだのは
あの陸前高田市の松原のことでした
こんなにしっかりと根付いている7万本もの松林を
あの大津波は根こそぎ呑みこんでしまったのですね
なんだか二人とも言葉が少なくなってしまいました
実感・・・・した・・・・みたいな・・・・そんな気持ちでした
その後 敦賀原子力館 にも立ち寄り
受付の女性が 少しうつむき加減で
私達にパンフレットを手渡して下さった姿が印象に残りました
彼女達には何の責任も無い事なのに!
ガラスの向こうの原子炉を眺めていても
複雑な思いはぬぐえません
この後 海の見える喫茶店でオーナーさんと少しお話をしました
あの東日本の震災以来ここ敦賀を訪れる観光客も激減しているそうです
こんなにきれいな海なのに
海沿いに走ったあと小浜から琵琶湖の西の高島市に入り
湖を半周して長浜~関が原~養老~と走りなれた道で
家路に着きました
今回はちょっと考えさせられる旅になったけれど
それもまた いい旅 だったと思います
さて この次にご報告できる旅はどこになるのかな (^_-)☆








