先日、
『精進料理と普茶料理』という講座に
参加しました。
京都のそうそうたるお料理やさんの
若旦那さん方の京都料理芽生会の主催
勉強会&お食事会です。

今回は年間
精進料理がベースのテーマで
9回にわたり色々なお寺を会場に
テーマを色々やられてきて、
初めて
しかも、
一番行きたかった回に当選して
参加できて本当に幸せ(*´∀`*)

普茶料理がテーマで
大好きな萬福寺で実施の回!
これを強運としか言いようがないでしょ!
自分を絶賛しました( *´艸`)エヘエヘ

この日のために設えられた
お庭。


隠元禅師が亡くなられた松隠堂という
お堂での(普段は入れない)
素敵な体験。

講演は奥村彪生先生。
なんと、この日がお誕生日でした!

普茶料理は
お茶をのみながら食べる精進料理で、
基本自分の箸で
大皿から取って食べるのが基本です。

お茶は宇治の竹林さんが
用意、淹れてくださいました。

この日のために半年以上前から
何度も試作を繰り返しては
奥村先生に指示をあおがれたとか。

かなりNGだされていたようです。

クルミ豆腐

今回は知らない人で囲むので
わけてもってくださってます。

すべてモドキ料理です。
宗派によっては
モドキを食べたいと思うだけでもだめなんだとか。



はももどき

エビフライ!
尻尾は紅ショウガ

なんの変哲もなさそうな
和え物にすらものすごく手間がかかっています!




まったけごはん♥
おかわりしました( *´艸`)




精進とは思えないほど
満足感。

各料理のご担当について感想を述べられて
いかに鰹などの出汁の旨味に
頼っていたかを痛感されたとか。
また、香りが干し椎茸だと単調になるし、
昆布だけでも…と、
出汁のコンビネーション、
そして野菜の甘味と向き合う日々だったそう。

旨味が淡く、塩味が濃くなりがちのを
どうおさえるか、
それも難しかったと。

前日、
じゃが芋とリーキのポタージュで
実感していたことなので
とても他人事でなく思いました。


また、監修された奥村先生のお話も
本当にためになり、
ビーガンや、ベジタリアンと
精進料理との違いや、
日本と中国の精進料理のちがいや、
日本独自の精進料理と
日本の家庭料理の成り立ちなど
これこそ、私の伺いたかったこと
オンパレードで
本当に感動してしまいました。


皆様、ありがとうございます!


12月東京でお目にかかれるのを楽しみにしてます♥

終わったあとに、
萬福寺をうろうろしていたら、
ほぼ、全部の会を出席されたという
強運のマダムとお話させていただきましたが、
今回が、一番素晴らしかったとのこと。

この回に参加できた喜びを再度噛み締めてしまいました!

仕事に生かせるようがんばります♥