6月27日、パリの西側の郊外にあるナンテールという街で、17歳のナヘルというアルジェリア系少年が交通検問中の警官の停止命令に従わず射殺されるという事件がありました。 

 ナヘルの母親はSNSで彼の追悼デモを呼びかけました。

 そこまでは良かったのですが、その後、そのデモの怒りがフランス国内あちこちに飛び火し、暴動、放火、略奪に発展しました。

 バスやトラム、アパルトマン、プール、図書館などへの放火が起こりました。ライ=レ=ローズの市長宅に車が突っ込み放火され、家族が逃げる際に花火を投げつけられて負傷しました。

 パリ市内でもレ・アールのNIKE店舗、リヴォリ通りのZARAが略奪にあったそうです。映像で見たところ、黒人、北アフリカ系の人だけではなく、白人もいます。

 こうなると警察やマクロン政権への怒りという訳ではなく、ただただ混乱に乗じているだけのようです。

 イル=ド=フランス圏内では21時から6時までのバスとトラムの運行が停止しています。

 ここまで書くとパリ市内も恐怖に慄いてるかのように思われるかも知れませんが、昼間歩いている感じでは街はいつもどおり平和です。食事をし、仕事をし、学校に行き、ショッピングして、公園でくつろいで楽しんでいます。ただ、中心部に行くと警官や軍人による警戒態勢が強化されているように見えました。

 夜間に出歩かないように気をつけていれば大丈夫です。
 また、治安が悪いと言われている場所に行かなければ問題なさそうです。

 移民、移民二世三世に対する警察の対応の問題もあるでしょう。偏見が無いとは言えないと思います。
 
 実際、ナヘルは無免許運転で過去にも度重なる違反行為を繰り返していたそうです。

 一時滞在しているだけの私には想像もつかないような、フランス社会の複雑な闇、絶望、深い溝があるのでしょう。

 誰が一言で断罪できるでしょうか?


 移民への差別が加速しないように祈ります。


 フランスは移民で出来ている国です。色んな人種が混ざり合って平和に暮らしている姿が好きです。





移民博物館のポスター


『驚くべきことだ。

 フランスの歴史を作った全ての外国人。』


 ルイ14世もフランスの歴史を作った外国人の1人。




近所の公園




 近所のパン屋さん

白人、黒人、アジア人、ポリネシア系、色んな人種の店員さんが楽しそうに働いています。パンも美味しいし、ケーキも美味しいです。

















 こういう破壊行為の跡はよく見ます。

 それでもフランスが好き、パリが好きと言うと、

安全なところから眺めてるから言えることだよ、と思われるかも知れません。




 お気に入りの青果店。やり手の中国人ぽい人たちのお店です。