旦那さんの福岡転勤が決まって、ブログどころではない毎日でした。
パソコンの前でやることといえば、どの地域がいいだの、どんな物件がいいだの、考えてばかりで。
考えすぎて、頭が発熱した感じ。
物件さがしでも、いろいろなことがありすぎて、考えすぎて。
いまの暮らしがあまりにも快適で、やっと落ち着いてきたころなのに。
自分のこころが悲鳴をあげて、パン作りもリメイクもなにもかもやる気が起きず、涙がとまらなくなる日々もあり。
新居はもうやけくそで、紹介されたなかで、いちばん新しくて、いちばん広くて、イチバン高いところに決めた。まだ、中も見てない。
もういい。それで。
ただ、問題はその部屋は２階。
もっとも重要視していた１階の物件はぜんぜん納得いくものがなかった。
こんな家すみたくないってところばかり。
はじめは、男３兄弟だから１階で！！！！ってかたくなに探していたけど、納得いかない。
物件まわって10軒をこえたころ、
「なんで、ワタシはこんなに世間を考えて生きなければならないのだ、、、」
「なんで、ワタシは男３兄弟をもつ親として、迷惑をかけないことばかり考えなければならないのだ、、、」
男３兄弟がいるからって、なぜこんなに世間に遠慮しなければならないのだ！！！！！
と、だんだんムカついてきて、１階の呪縛をときはらいました。
もちろん、迷惑をかけないように努力する必要はあるけれど、なぜか、男３兄弟だから、と肩身が狭い感じがしていたワタシ。
ワタシはもっと堂々としていていいはずだ。この少子化に３人も産んだではないか！！（本当はこの考え方は好きではないが。）子持ちがすべて1階に住んでるわけない！！
マンションなんて、集合住宅なんだから、音がしてあたりまえではないか。
こどもが、「みんなで生活する」ということを、学べるのではないか。
きっとマンション暮らしで学べること、経験できることがあるはず。
こどもがいたってマンション上階にすんでもいいでしょう？
遠慮して、気をつかって生きていくのを少し休んで、もっと堂々といきます。
っていっても、せめてもの気遣いで角部屋にしました。
さらに、分厚い防音対策のマットも買っちゃいました。
まだまだ小心者だの～
今の暮らしから離れるのが、こんなにつらいと予測もしなかった。
ワタシはどこでも生きていける人間だと過信していた。
まるでワタシはこどもと同居を断るおばあちゃん。
もう泣かないよ！タカトシソウ。母は強くなるよ！
絶対に５年後には帰ってこようと決めたワタシでした。