先生と呼ばれるのは好きじゃないずっと講師の仕事をして来た。教えることに才能があるとは思えないけれど、生徒と一緒に学ぶことが楽しい。教えてることは、学ぶことだと思う。1人ひとり、個性があり、夢がある。寄り添いながら、生徒たちが社会に巣立つまでの一過程を手伝っているだけの先生。先生と呼ばれるのも、実はあまり好きじゃない。確かに「先に生まれ」てはいるけど。生徒たちには、キラキラ輝く心を失って欲しくないから、出来ることを精一杯。