使ってないけど船外機を動かした。

アイドリングも普通、ギアの入りもスムーズ


混合燃料キャブレター2サイクル船外機は定期的にエンジン掛けないと調子が悪くなる、インジェクションとか分離給油式は関係ない話だと思うけど…



混合ガソリンがキャブレターで気化するとオイルだけ残ってジェット類が詰まる、ジェットって凄く小さい穴だからね。



エンジン掛けるかキャブレターのドレンをあけて放出するしかないもんね、個人的には定期的にエンジンを掛けるのが好き、理由はクランクケース、シリンダー、ピストンにオイルを循環させれるので長持ちしそうだから。




余談だけど混合のオイルの比率を下げると船外機のパワーが上がりレスポンスが良くなるって言ってたアホがいた



そのアホいわくオイルの比率を下げる事によりフリクションが減る、ガソリンの比率が上がるから爆発が強くなるって言ってた。



これ、バイクでもおんなじ事言ってた奴がいる

悪いけど勘違いだと思ってる。



普通の船外機を混合で扱う場合は50:1とかが一般的かなと、シリンダーやピストン、ピストンリングを新品にしたら"慣らし"を兼ねて30:1とか




船外機って自動車や二輪車と違って全開にしてる時間が圧倒的に長いと思う。



船外機の気筒数にもよるけど5.000rpmは普通に回してる状態で移動の際に5分10分15分は普通に全開で回し続けるじゃん。



2サイクルって潤滑手段は混合or分離供給のオイルしかないのよ、オイルが足りないと極端に寿命が縮むか焼きつき起こしちゃうじゃん。




特にクランクサイドベアリングって2サイクルで壊れやすい部品の一つで壊れると厄介な部品でもある、ピストン、シリンダーの焼き付きや抱きつきも経験したけど…潤滑が足りないとクランクシャフト一部が痩せたり(摩耗により)する、段付きとかね。




上記の話はバイクで経験した出来事。

ネットで拾った話ではないです、手前が10年間乗ってて起きた出来事。




混合比でパワーが上がるってのは絶対にありえん。

船外機の2倍はエンジンを回す2ストレーサーでさえ30:1とか25:1、20:1なんだから。



もしもオイルを減らしてパワーが上がるなら2スト全盛期のホンダ、ヤマハ、スズキ、アプリリアがやってる



あとHRCエンジニアが公言してる。

2ストの技術世界一のHRCが何度もテストして結果を得られなかったって言ってる。



混合比でパワーは上がらない。



ついでに言うと船外機なんかのオイルの比率触ってもバイクとかに比べてリードバルブ、シリンダーの形状、チャンバーのない垂れ流し、圧縮の低さを見ればパワーなんか上がらない事が直ぐに分かる。



2サイクルの船外機のパワーを上げるなら

・ボアアップ

・リードバルブ交換

・排気、掃気ポートの形状を見直し

・プラグの番手の見直し

・シリンダーヘッドの形状の見直し



しかないんじゃないか?あとECUの調整とか。




って時思った。

まあ船外機って15〜9.9馬力の排気量がおんなじってのは普通だったりするし(キャブレターの口径やジェットの番手が違う、2ストならリードバルブの形が違う、アクセル開度の制限)




まあそんな感じです。