9月に突入し、秋が始まりましたね~…
秋といえばサンマ!
サンマといえば大根おろし!誰が何と言おうと大根おろし!
ということで今週は秋冬野菜の代表格、ダイコンについてです。
◎ダイコンのプロフィール
ダイコンはどこで生まれたかわかりますか?
砂漠?中国付近?それともまさかの日本生まれ…?
答えは、地中海と中東付近でした!
日本には弥生時代に入ってきて、江戸時代には全国で固有のダイコンに変化していきました。
◎ダイコンの栄養
身近な大根、なんとなく体にいいんでしょ?
と思いながら食べている方がほとんどだと思います。
しかし!
ダイコンは実は超優秀な食材なんです!
ビタミンA、ビタミンC、食物繊維を多く含んでいます。
さらに、ジアスターゼという酵素を含んでいて、でんぷんの消化を助けてくれます。
このジアスターゼ、がん細胞に効果がある らしい と言われていて、がんの原因になるサンマの焦げと一緒に食べるのはとても理にかなっています。
昔の人ってすごい!
◎こんなにあった!日本と世界のダイコン祭
年中、スーパーには白くてスラッと長いダイコンが並んでいます。
でも、今日、ダイコンは長くて白いものという常識は崩壊 します!
○形が珍しいダイコン
守口ダイコン(大阪)、練馬大根(東京)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160904/10/dadacha-eathappy/dd/e5/j/t01130200_0113020013739867486.jpg?caw=800)
※画像はJA愛知北さんのHPより
細くて長~~~いダイコン。たくあんに加工されるのはだいたいこれらです!
桜島大根(鹿児島)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160904/10/dadacha-eathappy/be/f2/j/t02200102_0650030013739870230.jpg?caw=800)
※画像はJA鹿児島グリーンさんHPより
丸くてでっかいダイコン!(大きなカブじゃないよ!)最大で30㎏になる大根で、ギネスに 登録されています。
○色が珍しいダイコン
紅芯ダイコン(中国)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160904/10/dadacha-eathappy/95/22/j/t02200165_0249018713739873286.jpg?caw=800)
見た目は普通の(?)丸ダイコン。しかし半分に切るとそこには…!
◎ダイコンの秘密
ここでクイズです。
私たちが普段食べているのは、ダイコンのどこでしょう?
根だと思ったそこのあなた、残念!はずれです。
実は私たちが根だと思っているのは「胚軸」と呼ばれる場所で、『根と茎の間』という微妙なポジションです(笑)
上で出てきたダイコンたちも、「胚軸」の形が変化したり、「胚軸」の色が変化したものになります。
◎小畑の失敗談のコーナー
ダイコンは虫が付きやすい野菜の一つです。
虫を防ぐためにマリーゴールドという花と一緒に植えると良いとよく言われていて、実際にやりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160904/10/dadacha-eathappy/9f/84/j/t02200165_1280096013739879405.jpg?caw=800)
するとどうなったか…
夏の花であるマリーゴールドが早々に枯れてしまって、ダイコンは見事虫の格好のターゲットになってしまい、葉っぱが穴だらけでボロボロになってしまいました…
ダイコンの魅力、秘密は伝わりましたか?
珍しい品種はまだまだ語りつくせていませんが、ここで終わっちゃいます!
この野菜を取り上げてほしい!とか、ここをもっと詳しく!
といった要望があれば、ぜひ教えてください!
eat_happyのSNSもよろしくお願いします。