こどもの気持ち





ヨーゼフが小学生の時の話




6年間同じクラスメイトのA君


優しい穏やかな性格の男子




ある年・・


A君の苗字がB君に替わった


お父様が亡くなったと聞いていた




数年経って


B君(A君)が友達のC君を連れてきて


ヨーゼフに言った


「A君は死んじゃったね」


C君は驚いて「本当?」と聞いた


B君は「ね?」と重ねた




ヨーゼフは


こっくり頷いた




おとなになって


いくつか苗字が替わる理由を知った




でも・・


B君は「A君は死んだ」と言って


ニコニコしながら


C君とグランドに駆けていった




このことに触れることは


もうなかった




B君の優しい気持ちは


いまも続いているのだろうか?


数える





こどもは




好きなひとを数える




おとなは




自分を好きだと言うひとを数える


となりの席





あなたの




となりの席




・・は空いていますか?





もちろん




実際の状況ではありません





ふいに腰掛けられても




驚かないでくださいね




きっと




相手も




躊躇しながら




腰掛けたのです





話し掛ける必要はありません





空気の流れが




互いの心地よさを作ります





こうして




互いの距離を




心地よさを




知っていく





ヨーゼフは




べったり引っついて




離れないものを




剥がすことが得意です




気持ちの悪い




べたべた具合は頂けませんね