甚大な被害のあった仙台のJチーム「ベガルタ仙台」が4日から我が千葉県の市原市でトレーニングをしています。
そのベガルタのトレーニングマッチの審判に指名され、副審2試合務めてきました。
会場:市原緑地公園臨海競技場
1試合目
ベガルタ仙台 1(1-0、0-0)0 東洋大学
2試合目
ベガルタ仙台 4(1-0、3-1)1 流通経済大学
あのような震災の後であり、千葉県も東北ほどではないですが大きな被害が出ていますのでちょっといつもと違う感じかな~と思って会場入りしたのですが・・・
選手たちはさすがプロでした。
他のチームも多かれ少なかれ震災による弊害があったと思うのですが、特にベガルタやアントラーズ、ホーリーホックは大きな影響が出てると思います。他のチームに比べて不利があるのは否めません。
しかし、普通に練習・ゲームをこなし、2週間後の再開に向けてきちんとやっていました。
プロとして試合をやることが決まった以上、きっと彼らは言い訳をしない。
われわれも必要以上に同情はしてはいけないんだなと強く感じました。
それよりも、サポーターの皆さんのすばらしさが印象に残っています。
おそらくコアなファンの方々が4,50名、全体で500人くらいはいらっしゃったでしょうか。
熱心に応援されていました。
そして、相手チームの大学生のすばらしいプレーにも「おお~」と声を出し大きな拍手をする。
痛んだ選手のためにボールを外へ出したりそのボールを相手に返したりしたときも、やはり大きな拍手。
そして、見苦しい態度や聞き苦しい野次は一切なし。
スタジアムを出る際、出待ちの人たちからは「あ、審判の人だ。お疲れ様で~す」「ナイスジャッジです、ありがとうございました~」と声がかかる(スタジアムでこれは非常に珍しい)。
いつも会場で目にする横断幕(写真)持参なところを見ると仙台から来てる方もいらっしゃると思いますが、こういうファンの方々はチームにとって大きな支えとなるはず。
このサポーターがいるから大丈夫、、、大げさかもだけどそう思いましたね。
今回は地元での練習が困難なチームに対し、市原市が全面協力を申し出たことから実現しました。
この試合のアポイントを知らせるメールには「同じ震災県として」との強いメッセージがありました。
ある種の使命感を持って臨んだこの試合、本当に時間が経つのが早かったです。
選手たちに「頑張って」とはいいません。
言わなくたって彼らは必ず頑張ります。
ただ今回の合宿やトレーニングマッチがいい調整になり、再開後のJの試合に役立つことを願います。
この後は同じ協力を申し出ている浦和レッズのグラウンドへ移動し、23日に備えるそうです。
こんな状況だからこそ、いい調整をしていいパフォーマンスを見せて欲しいと思います。
ベガルタは元気でした。
仙台、宮城、東北の皆さんも元気になれる日が早く来て欲しいと思います。
その原動力に、サッカーが少しでも役に立って欲しい。
我々関係者の責任は今まで以上に重い、と改めて感じています