誕生日だった。
僕達夜の仕事をする人間にとっては
最大のお祭りの一つ。
だが、
僕は、
誰にも宣伝せず、
ひっそりと、
誕生日を終えるつもりだった…。
ただ…
誕生日の日にお店が暇なのは、とても辛い。
何とか忙しくなりますように…。
祈るより他ない。
いざ開店!
一時間
二時間
暇だ…。
やっと一組入った!
僕がお会いするのは初めてのご一行。
いきなり
ドンペリニォン!
ピッチャーにつがれた~!
キツイけど
一気に空けた~!
ドンペリ二本目!
今度はアイスぺールだ!
これは無理!
だからアイスぺールからお玉ですくってグラスに注いで(昔の冷やしあめ風に)飲んで…
空けた~!
ドンペリ三本目!
今度は鍋につがれた~!
これはヤバい!
でも、ドンペリと思えなくなって来て、
これはビールこれはサイダーと自己暗示をかけて飲み続けた。
結局ドンペリが7本も

その後そのお客様に連れられて高級クラブへ
はじめて
スーパードンペリたるものを頂きました~



これで僕も北新地ホステスの仲間入り?
でも、味は全くわからないし。
酔ってたから訳もわからないです



お店にもどると
とっても忙しく
酔っ払ったはずみで
誕生日だと言ってしまったんです

すると、
皆さんシャパンを抜いて下さるんです

みんなが祝って下さったんです

嬉しくて嬉しくて
もひとつオマケに嬉しくて

泣いてしまった…
ママ!
チーママ!
ありがとう!!
これからもママとチーママとお客様の喜ぶお顔が見たいから、
僕は頑張りますから~

そして
水商売の神様!
ありがとうございます



