空間ゼリー「I do I want」@サンモールスタジオ

空間ゼリーは、もうかれこれで
「さよならマリー」から数えて4度目の観劇になります。
若い女性ばかりのキレイな面々が多い表面上の姿からは
想像できない力強い主張と演技で私は魅了されてきました。

今回もやはり私を魅了してくれたわけですが、
今まで観てきた中で1番今回の作品が好きかなという感じです。
「個性」というものをすごく考えさせられる作品なんですが、
某通販ダイエット企画と同じで人それぞれに個人差はあるわけです。
個性が強い人も弱い人もいるわけですね。
「変わる」ことに対しても、他人から見れば「こんなことで?」って
いうことも、本人にとってみれば大きな変化だったりね。
そういう生物に与えられた「個性」が現代では
「個」を出すのが恥ずかしいやら、楽をしたいわけで
「固(集合体)」となり、「固」の一つのキャラクターに成り下がる。
でも「固」には、ムードメーカーが必要なわけで
時には悪にもなる「固」になった「個」にとっては、面倒くさいわけ。
要は「固」の中で1番「個」になるわけだ。
そして、不満が募り募って、それぞれが「個」に戻り、
また別の「固」を作っていく感じ。
昔、学生の頃に必死に覚えた化学変化みたいに…。

話が大きく脱線した上によく分からないが、たまには書かせて。
(いつも書いてますが…。)

元に戻りますが、ラスト前の告白の件は個人的に好きでした。
ラストは少し現実に引き戻された感じがしましたが。

前回の4月から間もない期間での公演で、客足も今まで観た中では
ちょっと少ない感じなのですが、
分かりやすいし良い作品なので多くの人に観て欲しいと思います。
22日までやっとるらしいので、是非どうぞ。


おわり。


(追記)
今日はなし!