神様は
僕らに一つずつ

命を授けました

すると
この星は

命で溢れ返り
いっぱいになってしまいました

そこで神様は
僕らに一つずつ

死を授けました

すると
この星は

命が殺し合い
醜くくなっていきました

そこで神様は
僕らに一つずつ

心を授けました

すると
この星は

命を大切にするようになり
美しくなっていきました

神様は
とても安心しました

しかし
命はやがて死を迎え

この星から
命がなくなろうとしていました

そこで神様は
僕らに一つずつ

愛を授けました

すると
この星では

命が命を愛するようになり

新しい命が
生まれるようになりました

神様は
とても安心しました

しかし
しばらくすると

死のある命を
悔やむものが出てきました

そこで
神様は言いました

限りある命だから
精一杯に生きてほしいと

また
しばらくすると

心に苦しめられるもの
愛に傷付くものが

増えてゆきました

しかし
神様は

これ以上は何も
授けようとはしませんでした

そして
僕らは気付きました

自分たちで乗り越え
自分たちで辿り着くもんなんだと

神様さえ知らない

僕らにしか
手にすることのできない

大切なものに…
涙が出そうな時に
素直に泣くことができたら

少しは心が楽になるのかな

涙を見せたくない時に
勇気を出して泣くことができたら

少しは何かが変わるかな

素直に弱さを見せれたら
強くなる勇気じゃなくて
弱くなる勇気があったなら

もっともっと強くなれたかな

弱くなる勇気があるから
強くなる勇気が持てる

強いから勇気を持てるんじゃなくて
弱いから勇気を持つことができるんだ

堪えた涙の数だけ弱くなり
流した涙の数だけ強くなる

だから
泣いてもいいんだよ

だって
泣くために涙があるんだから

神様はきっと
泣くために僕らになみだをくれたんだから

だから
泣いていいんだよ



>はい、泣きましょう得意げ
どんなに大きく羽を広げても

あの大きな空を
自由に飛ぶことはできない

どんなに速く足を進めても

この広い大地を
颯爽と走ることはできない

だけど僕は
海の中を自由に飛び回ることができる

だけど僕は
海の中を颯爽と翔け回ることができる

それでいい

僕には僕にしかできないことがある
僕は僕のできることをやる

それでいい
きっとそれでいい

臆病だからこそ
勇気を持つことができる

弱いからこそ
自信を持つことができる

いつだってそう
なんだってそう

雨が降らないと虹はかからない

きっと
僕は僕でいい

鳥なのに
空に憧れることができる僕は

誰にも持てない夢を
いつかきっと叶えることができるんだ



>僕はペンギン得意げ