拒食症の始まりがいつなのか、はっきりと特定はできません。

１０年前くらいから

痩せることに快感を見出し始めた記憶はあります。

だからそのあたりからスタートしたとも言えるし

太っていることを気にしていた高校生のころからすでに食べることに罪悪感があったから、ほんとの始まりはソコだとも言えます。

日本人は痩せすぎってよく言われているけど

そんな情報よりも『痩せる方法』『体重を落とす方法』のほうが100倍も1000倍も巷にあふれているから

知らず知らずのうちに痩せなきゃ、太っちゃダメ、って思考になる。

拒食症になって美しさとは程遠い、自分的に最高に醜い見た目になったとき、ほんとの美しさって何なの？！と考え始めました。

そんな時に出会えた本。

拒食症からの回復を支えてくれて

ずっとお守りのように持っていました。

きちんと栄養を摂ること、カロリーを摂ることは美に欠かせないと知ることは

私の回復を後押ししてくれました。

拒食症のときに何度か行ったカレービュッフェのお店に、数年ぶりに家族で行きました。

摂食障害からずいぶん回復したいま、美味しさも幸せ度も全然違う。

拒食症のときは

飢餓の体がむさぼるように詰め込んで食べていたんですよね。

制限時間いっぱいまで、食べる食べる食べる。

思い出すと恥ずかしいけど、大事な私の歴史。

今は詰め込みじゃなくて

揚げ物も美味しく怖がらず満足するまで食べられます。

食後のアイスも食べ放題。

おかわりするけど、これも詰め込み食べはしなくなりました。

始まりがわからないけど

終わりもわからないなぁ、摂食障害って。

摂食障害の始まりっていつなんだろう