ご無沙汰しております。
もともとは12月に入ったら店舗代表決定戦に参加しようと考えておりました。
しかし、なかなかカードを揃える時間が無く、休日は他の用事に時間を使っていた為、12月の3週目終盤まで復帰が遠のいてしまいました。
今回は4カ月ぶりにカードゲームに触れ、思い入れのある【青眼】デッキを使用し店舗代表を獲得することができましたので記録を残そうと思い立ち記事を投稿させていただきました。
2019年12月21日(土)
WCS2020店舗代表決定戦
いわや書店(参加者15人)
使用デッキ:【青眼】
1回戦:【シャドール】○○(後攻)
2回戦:【シャドール】○○(後攻)
3回戦:【SPYRAL】○○(先攻)
決勝戦:【未界域】○○(先攻)
・デッキレシピ
先行での最終盤面(1枚初動)
デッキレシピと先行での基本展開は上記のとおりです。
過去の構築同様にメインデッキ40枚、《成金ゴブリン》を3枚採用して可能な限り初動カードの初手率向上を徹底しています。
デッキコンセプトは初動カード1枚から《鎖龍蛇-スカルデット》の素材4体効果で手札を増強しつつ、最終的には《天球の聖刻印》+《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+《No.97 龍影神ドラッグラビオン》+《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》と手札6枚を構えての先行制圧と2キル達成です。
・展開パターン
(A)《ドラコネット》+《ギャラクシー・サーペント》
(B)《マスマティシャン》+《ギャラクシー・サーペント》(カーボネドン経由)
(C)《魂喰いオヴィラプター》+《ガード・オブ・フレムベル》(カーボネドン経由)
(A)or(B)or(C)で《星杯の神子イヴ》特殊召喚、効果で《星遺物の守護竜》サーチ。
《星遺物の守護竜》で墓地のチューナーを特殊召喚。
《星杯の神子イヴ》とチューナーを素材にして《水晶機巧-ハリファイバー》を特殊召喚、チェーン1《水晶機巧-ハリファイバー》効果、チェーン2《星杯の神子イヴ》効果で《星杯の守護竜》と《伝説の白石》を特殊召喚。
《伝説の白石》を素材に《守護竜エルピィ》を右下に、《星杯の守護竜》を素材に《守護竜ピスティ》を左下に特殊召喚。(《伝説の白石》で《青眼の白龍》サーチ)
《守護竜エルピィ》効果で《輝光竜セイファート》を特殊召喚、《輝光竜セイファート》効果で手札の《青眼の白龍》を墓地へ送り《終焉龍 カオス・エンペラー》をサーチ。
《星遺物の守護竜》で《輝光竜セイファート》を移動した後、《守護竜ピスティ》効果で墓地の《伝説の白石》を特殊召喚。

《水晶機巧-ハリファイバー》、《輝光竜セイファート》、《伝説の白石》、《守護竜エルピィ》の4体を素材に《鎖龍蛇-スカルデット》を特殊召喚、チェーン1《伝説の白石》効果(《青眼の白龍サーチ》)、チェーン2《鎖龍蛇-スカルデット》の4枚ドロー効果。
《鎖龍蛇-スカルデット》の素材3体効果で手札から《青眼の白龍》を特殊召喚。
《鎖龍蛇-スカルデット》と《守護竜ピスティ》を素材に《ドラグニティナイト-ロムルス》を特殊召喚、効果で《竜の渓谷》をサーチ。
墓地の《輝光竜セイファート》効果で自身を除外し、墓地の《青眼の白龍》を回収。
《青眼の白龍》をコストに《竜の渓谷》効果発動、《嵐征竜-テンペスト》を墓地へ送る。
《伝説の白石》と《守護竜エルピィ》を除外し《嵐征竜-テンペスト》効果で自身を特殊召喚。
《終焉龍 カオス・エンペラー》をスケールで発動、自身を破壊し(エクストラデッキへ送り)除外ゾーンの《伝説の白石》を回収。
墓地の光属性と闇属性を除外し、《終焉龍 カオス・エンペラー》を《ドラグニティナイト-ロムルス》のリンク先へ特殊召喚、《ドラグニティナイト-ロムルス》効果で手札の《伝説の白石》を特殊召喚。
《嵐征竜-テンペスト》と《伝説の白石》を素材に《ヴァレルロード・S・ドラゴン》特殊召喚、チェーン1《伝説の白石》効果(《青眼の白龍サーチ》)、チェーン2《ヴァレルロード・S・ドラゴン》効果で墓地の《鎖龍蛇-スカルデット》装備。
《ドラグニティナイト-ロムルス》と《終焉龍 カオス・エンペラー》を素材に《天球の聖刻印》を特殊召喚。
墓地の《星杯の守護竜》効果で自身を除外し、《天球の聖刻印》のリンク先に《青眼の白龍》を特殊召喚。
《青眼の白龍》と《青眼の白龍》を素材に《No.97 龍影神ドラッグラビオン》を特殊召喚、効果で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を特殊召喚。
デッキ構築を解説するうえで、まずは私自身が4カ月ぶりの復帰ということで2019年9月1日改定リミットレギュレーションについて触れたいと思います。
・2019年9月1日改定での大きな変更点
① 《ドラコネット》制限
⇒他の初動カードを追加採用するか、構築を根本から見直す必要が生まれました。
② 《エクリプス・ワイバーン》禁止
⇒展開パーツの再吟味か、代替案を探さなければなりません。
③ 《守護竜アガーペイン》禁止
⇒先行展開の弱体化は免れないので最終盤面をどうするのか考え直さなければなりません。
④《ソウル・チャージ》禁止
⇒【青眼】デッキで一番のパワーカードがついに禁止へ…。無くてもメインギミック自体には何ら影響がありませんので代替案は割愛します。
・変更点に対する総括
「初動の要」である《ドラコネット》が制限となってしまい、《サイバネット・マイニング》込みでの初動枚数は4枚になりました。
初動4枚体制で一日を通して手札事故無く勝ち切ることは非現実的なので他の初動カードを探さなければなりません。
他の初動カードが見つからない場合は、デッキコンセプトである「《星杯の神子イヴ》からの先行展開逃げ切りプラン」を根本から見直す必要があります。
また、既存のデッキコンセプトのままですと、《守護竜アガーペイン》の禁止による先行展開の弱体化や、《エクリプス・ワイバーン》の禁止により《終焉龍 カオス・エンペラー》のサーチが不可能となってしまい、デッキ構築は再び0からの状態でのスタートとなりました。
① 《ドラコネット》制限に対してのデッキ修正案
《マスマティシャン》
《魂喰いオヴィラプター》
《化石調査》
《カーボネドン》
《ガード・オブ・フレムベル》の採用。
色んなタイプの【青眼】デッキを考えましたが、やはり《星杯の神子イヴ》からの先行展開が一番強いと感じ初動カードを増やす方向で調整しました。
【ドラゴンリンク】でも良く採用されている《魂喰いオヴィラプター》は《ドラコネット》同様、初動カード1枚から展開が完結できる点、《化石調査》からサーチでき、初動枚数をかさましできる点が高評価です。
また、《マスマティシャン》も《カーボネドン》の採用により1枚からの先行展開が可能となったのでこちらも採用しました。
これらのカードの採用によって、初動枚数は8枚体制となり安定性はとても向上しました。
② 《エクリプス・ワイバーン》禁止に対する展開パーツの代替案
《輝光竜セイファート》の採用
《エクリプス・ワイバーン》の禁止により《終焉龍 カオス・エンペラー》がサーチ出来なくなった問題は《輝光竜セイファート》が解決してくれました。
そればかりか、墓地からレベル8のドラゴン族モンスターを回収する効果も強力で、先行
展開での《竜の渓谷》の手札コスト確保や、エクシーズ素材として墓地に落とした《終焉龍 カオス・エンペラー》を回収するといった多彩な活躍をみせてくれました。
実戦で使用して以降、【青眼】デッキ内での評価は《輝光竜セイファート》>《エクリプス・ワイバーン》と言えるほど個人的には評価が急上昇したカードです。
・実用例:場に《竜の渓谷》、墓地に《輝光竜セイファート》がある場合
(1)《竜の渓谷》効果で《終焉龍 カオス・エンペラー》を墓地に落とす。
(2)墓地の《輝光竜セイファート》効果で自身を除外し、《終焉龍 カオス・エンペラー》を手札に回収する。
(3)《終焉龍 カオス・エンペラー》のスケール効果で除外された《輝光竜セイファート》を手札に回収する。
《終焉龍 カオス・エンペラー》は場から墓地に送られる際、デッキボトムに戻る効果を持っていますので先行展開後は(1)~(3)の流れに結構な頻度で出くわします。
覚えておくと便利です。
③ 《守護竜アガーペイン》禁止に対する代替案
《No.97 龍影神ドラッグラビオン》の採用
最大展開を考えていく内に《No.97 龍影神ドラッグラビオン》効果で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を展開した方がより強固な盤面になると感じ採用しました。
このカードの役割として、クロックの高速化や、盤面を崩された場合に再展開をはかるといった働きがあります。
特に《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》との相性が抜群で、《No.97 龍影神ドラッグラビオン》が戦闘・効果で破壊された場合には《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の③効果で攻撃力を3000アップすることが出来ます。
打点を3000追加出来るかで、2キルチャンスの取りこぼしが少なくなるのでこちらも忘れずにしっかりとおさえておきたいポイントです。
また、大会では「《No.97 龍影神ドラッグラビオン》の②効果は他のモンスターが攻撃した後のメインフェイズ2でも使用できるのか?」といった質問を必ずと言っていいほど受けます。
特にダメージを取りたい場合や、《神の警告》等をケアしたい場合などメインフェイズ2で《No.97 龍影神ドラッグラビオン》の②効果を発動する機会が多いです
この場合でも問題なく効果を使用出来ますのでしっかりと覚えておきましょう。
この裁定は公式カードデータベースにも明記されています。
展開補助
・採用から外れたカード
《亡龍の戦慄-デストルドー》
《竜の霊廟》
《星遺物を継ぐもの》
・新たに採用されたカード
《おろかな埋葬》
《予想GUY》
過去の構築では《鎖龍蛇-スカルデット》の素材4体効果を狙うための展開補助として採用していました。
しかし、現在の構築では初動1枚から《鎖龍蛇-スカルデット》の素材4体効果の使用が可能となり、これらのカード類は採用する意味が薄れてしまいました。
汎用的な展開補助のカードを採用するよりはレベル5シンクロを多段階で補助するカードの方が採用優先度は高いと考え、今回は《おろかな埋葬》と《予想GUY》を採用しています。
《成金ゴブリン》
「メインデッキは40枚~60枚で構築しなければならない。」という遊戯王のルールを飛びこえ、疑似的にメインデッキ枚数を37枚に圧縮してくれるカードです。
このカードの3枚採用による初動カードの初手率向上は、【青眼(イヴ展開型)】の構築に着手し始めた2019年1月以降、リミットレギュレーション改定を数回経た今でも徹底されています。
デッキ枚数40枚、初動枚数8枚の場合、初手に初動カードを1枚以上引く確率は…69.4%
デッキ枚数37枚、初動枚数8枚の場合、初手に初動カードを1枚以上引く確率は…72.8%
3.4%の初手率向上が期待できます。
基本的には即打ちしても問題ありませんが、手札の内容によっては発動しない方が良いケースもあるので注意が必要です。
《サイバネット・マイニング》以外の初動カードと《墓穴の指名者》か《抹殺の指名者》の内1枚以上が既に手札にある場合は、《カーボネドン》や《星杯の守護竜》の素引きを防止する為にも《成金ゴブリン》を発動する必要はないでしょう。
《抹殺の指名者》
長い間、相手の手札誘発を踏み越えるカードが《墓穴の指名者》だけでは足りないと感じていましたが、そういった要望を全て理想通りに叶えてくれたカードです。
個人的には余程のことが無い限りこの手のデッキには3積み以外はありえないと考えています。
《原子生命態ニビル》や《無限泡影》も踏み越えられる点が《墓穴の指名者》と差別化できるほかにも、《終焉龍 カオス・エンペラー》のスケール効果と組み合わせることでデッキからドラゴン族をサーチ出来ます。
《コアキメイル・ドラゴ》を採用している場合や、詰めの場面ではこのパターンを使うことがあるかもしれません。
手札誘発について
構築初期の段階では手札誘発は《灰流うらら》2、《増殖するG》3、《無限泡影》1でしたが、
デッキを回していくうちに《灰流うらら》2、《増殖するG》2、《原子生命態ニビル》1、《無限泡影》2となりました。
もともと、このデッキでは先行時でのカード評価が《無限泡影》>《増殖するG》だった事と、《抹殺の指名者》の採用により除外したいカードを素引きしてしまったケースに備えて《増殖するG》2、《無限泡影》2に落ち着きました。
《原子生命態ニビル》は最近の入賞デッキを確認し、採用率が高いと感じたことから《抹殺の指名者》用に1枚忍ばせています。
《ギャラクシー・サーペント》
レベル2バニラ枠では《インスペクト・ボーダー》の攻撃を耐える《守護竜ユスティア》と採用枠を争いましたが今回の構築では《ギャラクシー・サーペント》に分がありました。
…というのも、《終焉龍 カオス・エンペラー》を特殊召喚するタイミングで除外する光属性の選択と枚数が意外とシビアだと感じたためです。
《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》2枚
《No.97 龍影神ドラッグラビオン》効果を2回使用するケースを想定して一番特殊召喚する機会が多いであろう《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を2枚採用しています。
《No.97 龍影神ドラッグラビオン》効果はEXデッキから選択したカードは条件を無視して特殊召喚出来るものの、墓地から選択したカードはXYZ素材として選択出来ますが正規の特殊召喚手順を踏んでいないと特殊召喚出来ません。
《天球の聖刻印》2枚
素材条件が比較的緩いほかに、対象を取らないバウンンス効果はとても強力なカードです。
2枚目の採用枠は《青眼の精霊龍》や《ヴァレルソード・ドラゴン》と競合しましたが、先行展開を崩された際に《天球の聖刻印》がもう1枚ほしい場面が多かったので2枚目を採用しました。
今回の店舗代表決定戦では8試合中2試合で2枚目を出す機会があり、対戦相手の意表を突くことが出来たのでこの采配は満足のいく結果だったと捉えています。
また、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の攻撃対象を移し変える効果とはとても相性が良いのでバウンス効果のコストを自身ではなく手札・フィールドのモンスターをリリースして盤面の維持がねらえます。
相手の《墓穴の指名者》をケアする場合は他のモンスターをリリースすることがあるのでこの組み合わせは活用していきたいところです。
採用カード、不採用カードの解説は以上です。
・今後について
① 【ドラグーンビート】の台頭
⇒《海亀壊獣ガメシエル》等の対策カードの精査が必要です。
② 2020年1月1日から新たなリミットレギュレーションが適用。
⇒《マスマティシャン》が制限から準制限に緩和されます。
③ 2020年2月1日からWCS2020店舗代表決定戦(第2期)が開始。
⇒②レギュレーション下での構築を考えなければなりません。
④ 2020年2月15日にYCSJ NAGOYA 2020開催。
⇒シングル戦、トーナメント形式。
⑤ 2020年4月1日から新ルールへ移行。
⇒融合、シンクロ、XYZモンスターはメインモンスターゾーンへの特殊召喚が可能となり、
これらの使い勝手と展開力が向上されるのではないでしょうか。
⑥ 2020年4月1日から新たなリミットレギュレーションが適用。
⇒未発表の為、こちらの考察は割愛します。
⑦ 2020年5月にブロック代表決定戦開催(予定)。
⇒⑤、⑥レギュレーション下での構築を考えなければなりません。
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》が2019年12月21日に世へ送り出されて以降、このカードをフィニッシャーに据えた【ドラグーンビート】は破竹の勢いで入賞数を伸ばしています。
今後は使用者数が増加していくと思いますので《海亀壊獣ガメシエル》等対策カードをしっかりと用意したい所です。
また、2020年1月1日以降は《マスマティシャン》の緩和により初動カードは9枚体制となりました。
初動カード9枚体制ですと初手率は現在の72.8%から77.5%へ底上げされます。
そして特筆すべきは、4月からは新ルールの適用についてです。
これについてはプレイヤーの数だけ様々な意見がありますが、私個人としては歓迎しており、現在のトーナメント環境刷新へ今から期待に胸を膨らませています。
ルール変更の影響で【青眼】デッキでは《No.97 龍影神ドラッグラビオン》の他にも、《銀河眼の光波竜》効果で奪った相手のXYZモンスターの上に《ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン》を重ねるといった2016年によく見られた展開も再び可能になりました。
4月の改定はまだ情報が出ていないので何とも言えませんが、《星杯の神子イヴ》関連のカードが規制されるようであればランク8主軸の【青眼】デッキを練ってみようかな、と考えています。
《星雲龍ネビュラ》と《輝光竜セイファート》の相性が良さそうなので、もしかしたらこれらを活用して何か面白い展開が出来るかもしれません。
そして5月にはブロック代表決定戦が控えています。
2016年以降は【青眼】デッキを大会で使い続けていたので、今回も悔いが残らないようしっかりとデッキを作り込めればなと思います。
・最後に
久しぶりに参加した店舗代表決定戦では懐かしい面々が揃い、なかには数年ぶりに顔を合わせた方もいました。
みなさん元気そうでなによりです。
結果は全試合ストレート勝ちという望外の結果でしたが、カードパワーと引きの強さに助けられた部分がかなり大きかったです。
対人調整は全くのゼロな半面、構築面では時間をかけて練り込んだ分デッキは良いものが出来たと思い、今回は筆を取りました。
いわや書店には一年以上顔を出していませんでしたが、初めてな方とも久しぶりな方とも対戦を通して楽しい時間を過ごすことが出来ました。
やっぱり遊戯王は面白い!w
対戦くださった方、お店で声を掛けてくれた方に、そしてこの記事をご精覧くだった方々本当にありがとうございました。
Twitterやってます。
今回の記事に関するご質問等はtwitterにてお受けしておりますのでお気軽にドウゾ!









































