のーてんき ピョン吉くん -2ページ目

のーてんき ピョン吉くん

福島県在住の中年オヤジ ピョン吉の特撮、アニメ、漫画、温泉などに関するあれやこれや。



原町出身の荒井チェリーさん原作の「未確認で進行中」が1月12日よりBS11でアニメ放映開始。音楽とか悪くないんだけど、ちょっと微妙。元が4コママンガなので自分で想像していた笑いのテンポと、アニメになったことによって違うことによる違和感かな。
1/14 13:40

浜通りのご当地ヒーロー、相双神旗ディネードが南相馬ひばりFMで毎週放送しているとか。サイマル放送で聞くことできるみたいだから、ぜひ聞いてみなくては。
1/16 18:07

梅津康臣さんが原案・監督する「ウィザードバリターズ 弁魔士セシル」の放映がBS11で始まった。第一話を見た限りだとかなり期待できそう。前シーズンの「ガリレイドンナ」も第一話はよかったけど、話盛り込みすぎた感じだったけど、今度は大丈夫かな。
1/17 9:23

「ウルヴァリン:SAMURAI」で東北新幹線なすのが撮影に使われたというので気にして観たが、あんまり実際のなすのは使われなかったみたい。郡山に来るのかと思ったら、なぜか南下しちゃったのは残念。
1/19 6:51



福島県須賀川市でウルトラマンのナンバープレート交付開始。須賀川ナンバーということでバイクだけなのが残念。色ついていたりするのはいいね。M78は取得だめみたいだけど、レオのL77はいいのかな。
1/8 10:12

2月10日に第三回ダルライザーオフ会が開催されるみたい。参加料5000円。自分は仕事忙しい時期。参加は難しいな。残念。
1/8 14:46

 斉藤暁(さいとうさとる)さんは、1953年10月28日生まれの郡山市出身の俳優、声優さんです。本名 斉藤理。身長165cm、体重77kg。趣味はトランペット。東京の狛江市吹奏楽団のメンバーもやっているとか。

 実家は電気工事店。中学時代は器械体操部。福島県立郡山工業高等学校では、バレーボール部に所属。高校卒業後。地元テレビ局勤務を経て上京後、オンシアター自由劇場に入団。東京壱組を経て、テレビ、映画等脇役を中心に活躍。
 1978年(25歳)の時、NHKの大河ドラマ「黄金の日々」への出演がはじめて。80年に朝の連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」に出演。81年で自由劇場でミュージカル「上海バンスキング」に出演。

 97年に「踊る大捜査線」での秋山春海副署長役で大ブレイク。北村総一朗さん、小野武彦さんとスリーアミーゴスを名乗り、舞台公演やCM・バラエティーに出演するほどの人気を獲得。主演の作品はないものの、たくさんの作品に出演しているので、だれでも顔を見たことはあるはず。

 そんな斉藤さんの特撮・アニメ系での活躍が素晴らしい。

 まずは、88年の日テレ「電脳警察サイバーコップ」20話にゲスト出演からスタート。

 89年フジテレビ「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」で隣の山田さんとして準レギューラー。不思議コメディーシリーズ第9作目。原作は石ノ森章太郎さん。主演のぱいぱい役は小沢なつき(当時「花のあすか組」で人気だった)さん。「コメットさん」のように家政婦として居候して、魔法で事件を解決するというもの。ところが半年したところで小沢なつきさんが失踪したので、急遽、主人公をいぱねま役の島崎和歌子さんに変えた「魔法少女ちゅうかないぱねま!」が制作。これにも隣の山田さんとして出演。

 残念ながら第12作目の「美少女仮面ポワトリン」には出演ないものの、91年の第13作目の「不思議少女ナイルなトトメス」で16、17、18話で三週に渡ってゲスト出演。ナイルの悪魔三兄弟の長男役。ちなみに次男は梅垣義明さん、三男が出川哲朗さん。濃いメンバー。

 続けて92年の第14作目「うたう!大龍宮城」でついにレギュラー獲得。
 海山亀吉という亀のタクシー運転手役。セリフはないもののミュージカル仕立てになっているので歌うシーンではちゃんと歌ってます。3曲ほどCDに収まっております。
 93年、第15作の最終作「有言実行姉妹シュシュトリアン」第30話でもゲスト出演をはたしてます。

 この年、テレビ朝日のスーパー戦隊シリーズにも出演。「五星戦隊ダイレンジャー」第35話の怪人役サボテン将軍役でゲスト出演。
 95年の「超力戦隊オーレンジャー」で準レギュラー。番組中盤より登場する新田一家の新田一郎役。普通のサラリーマンの家なのに、なぜかたびたびバラノイアにひどい目にあうという役。
 97年2月からの「電磁戦隊メガレンジャー」でレギュラー。
 メガレンジャーが所属する世界科学連邦I.N.E.T.に所属する科学者久保田 衛吉(くぼた えいきち)役。研究の最中にネジレ次元の存在に気付き、彼らの侵略に備え地球防衛プロジェクト「メガプロジェクト」をスタートさせていた人物。ネジレジア侵攻に際して、若い5人の可能性に掛けてメガレンジャーに任命し、成り行きとはいえ、青春真っ只中の高校生である5人を任命させ戦わせていることに対して心を痛めているが、その反面彼らの資質を認め、メガレンジャーとして戦えるのは彼らしか居ないとも考えている。メガレンジャーの5人はもちろん、開発したメカにも深い愛情を注ぐという司令官兼博士役という重要な役。
 このちょうど一月前から「踊る大捜査線」にも出演していることから考えて、踊る大捜査線の人気での抜擢じゃなく、不思議コメディーシリーズ、スーパー戦隊シリーズでの積み重ねてきた活躍での抜擢なんでしょうね。

 ここで少し時代を戻して、95年。この年に公開された東宝の「ゴジラVSデストロイア」(ゴジラシリーズ22作目)にも出演。南条というTV局カメラマン役。ヒロイン?のゆかり(石野陽子)の同僚で、ゆかりと共に怪獣たちの死闘を中継した人物。

 ゴジラとくればガメラという訳で、99年には東宝の「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」にも出演。作品中でイリスと合体する綾奈を引き取るおじ役。綾奈が名字を変えない事に不満を抱いている。ちょっと斉藤さんの役としては珍しい役。イリスが南明日香村を襲撃した際の犠牲となり死亡している。

 ゴジラ、ガメラとくれば、当然ウルトラマン。2004年の「ウルトラマンネクサス」21~23話に登場する山田太一郎というUFO研究家三人組のリーダー役として出演。海外ドラマ「X-ファイル」に登場する「ローン・ガンメン」のパロディと思われる3人組。その正体は元FBI捜査官。ハードかつシリアスな重苦しいウルトラマンネクサスの中で穏やかな気分になる回でした。

 このように特撮で活躍する一方、声優としても活躍。
 99年のジブリ映画「ホーホケキョとなりの山田くん」で郵便配達人の声を当ててます。この監督は「火垂るの墓」、「かぐや姫の物語」の高畑勲さん。
 ジブリとは、2002年にも「ギブリーズ episode2」でも声をあてています。これは「猫の恩返し」の同時上映作品でした。

 そのほか、2004年の大友克洋監督の「スチームボーイ」でも、アーチボルド・サイモン という兵器を売り込もうとする小悪党の声も当ててます。

 このように斉藤さんは、スーパー戦隊、ゴジラ、ガメラ、ウルトラマンと出演している訳で、あと一つ、仮面ライダーに出演してくれると特撮5冠俳優になれるんですよね。(すでに同じ石ノ森章太郎さん原作の不思議コメディーにはたくさん出演しているんですが)
 ぜひぜひ、仮面ライダーシリーズにも出演して欲しいです。
 これまで福島県が怪獣に襲われるということは、ほとんどありませんでした。

 「大怪獣バラン」(58)で、バランが岩手県から成田空港に行く途中、たぶん福島県上空を通ったはずなんですが……そんなシーンが描かれることありませんでした。

 「キングコング対ゴジラ」(62)で、宮城県松島から上陸したゴジラが那須高原でキングコングと対決しています。途中で東北本線の電車急行つがるを壊しているので、福島県の中通りを通っているのはたしかなはずなんですが……素通りされました。

 「ゴジラVSメカゴジラ」(93)で、ラドンが仙台駅を壊したあと、出来たばかりのお台場のレインボーブリッジを壊す際にも、福島県上空を通っていったはずなのに……スルーされました。

 「ガメラ2 レギオン襲来」(96)で、仙台市を壊滅させたレギオンが栃木県の足利市に行く途中、福島県上空を横切ったはずなのですが……またもや華麗にスルーされています。

 このようにみんな怪獣たちは福島県を壊さないで通って行きます。同じ東北の仙台市が何度も壊されているのと対照的。なんかすごく悔しい。

 怪獣は皇居を壊さない、原爆ドームを壊さない、という説は聞いたことがありますが、福島県もふしぎに壊していかないんですよね。通り過ぎるだけ。

 でもまあ、空を飛ぶ怪獣はわかるんです。
バランの飛翔速度はマッハ1.5(時速1834キロ)、平成ラドンはマッハ3(時速3673キロ)、レギオン(亜生体)マッハ1(時速1224キロ)。たった数分で到着しちゃうので途中で休む必要がないのでしょう。

 ですが、キンゴジのゴジラは自衛隊員の報告によると、時速50キロで南下していたらしいのです。福島県の南北の長さは133キロ。通過するのに2時間半くらい時間をかけて通ったはず。どこかの都市を壊さないで通るとはちょっと考えずらい。

 円谷英二監督の出身地の福島県を破壊するのは恐れ多いと思ったので、こっそり人の住まない山を通ったのでしょうか。

 ……とこれまでずっと思っておりました。

 しかし、ついに福島県を壊している怪獣を発見しました。

 寅さんでおなじみ松竹の作った「宇宙大怪獣ギララ」(67)のギララです。
 エネルギーを求めて歩くギララが東京を壊したあとに北上していき猪苗代第一発電所を破壊します。
 これって会津若松市河東町にある水力発電所のことでしょう。はじめて東北から東京へ電気を送電した歴史的に価値がある水力発電所。実物の発電所と映画に描かれた発電所は、ちょっと風景ちがう気がするけど。
 せっかくならついでにちょっと会津若松市内に寄って、65年に再建されたばかりの鶴ケ城(若松城)を壊してくれれば良かったのに。

 水力発電所を破壊した後、ギララは新たにエネルギーを求めて、太平洋側に行き原子力発電所を破壊します。いま世界で有名な福島原発!?と思ったのですが、原子力研究所も壊しているところをみると、どうやらお隣の茨城県の東海村みたいです。
 映画制作当時、まだ福島第一原発できていなかったからでしょうね。ちょっと残念。

 ですがまあ、これで福島県も怪獣に壊されたことのある都道府県の仲間入り。特撮ファンとして自慢できます。

 ちなみに……このギララの映画の監修は、SF作家の光瀬龍さん。
 「百億の昼と千億の夜」、「夕映え作戦」、「ロン先生の虫眼鏡」などの作品が有名な方。
 ギララの前半が懐かしい風景のSFっぽいのはそのせいでしょうか。ちなみに同じ年に東映が制作した特撮テレビ番組「キャプテンウルトラ」の監修もしております。

 たしかこのころ、日本のSF作家たちが東海村の原子力発電所に見学し行ったんですよね。
 光瀬さんは「たかが原爆の一つも作れねぇのか」と言って
職員を怒らせて、「そんなの簡単に作ってみせますよ」と言わせたらしいです。今なら双方、大問題でしょうねぇ。