アカハシハジロ門前 -4ページ目

アカハシハジロ門前

アカハシハジロ門前

ジュールス・ダッシン監督、お得意の犯罪映画です。
イスタンブールの博物館にある、エメラルドをちりばめたサルタンの短剣を盗む物語。
女泥棒のメリナ・メルクーリが、マキシミリアン・シエルと組んで仲間を集めます。
集められる仲間が、おもちゃ屋のロバート・モーレイ、軽業師のジレ・セガル、それを支える力持ちのジェス・ハーン。
ハーンが酔ったエイキム・タミロフと争って、両手を骨折してしまうため、力持ちのピーター・ユスチノフが加わります。ところがこのユスチノフが、警察のスパイということなのでサスペンスが生まれるし、裏を書こうとする策略も出る。
原作がエリック・アンブラーで、脚本にも参加しています。
ハーンが骨折するという“ドジ”パターンは、本来僕の最も嫌う方向ですが、ダッシン作品に出てくるダメ男にはどうも“あほんだら、死んでしまえ”と言い切れない部分がある。