双子や三つ子などの多胎妊娠の場合には、一人の単体妊娠の場合よりもつわりがひどいとされています。これは単体に比べて多胎の方が、ホルモンの変化が大きいからではないかと言われているからです。
多胎の場合も単体の場合も、はっきりとしたつわりの原因は解明されていません。
多胎妊娠の場合には単体の妊娠に比べて子宮も大きくなるので、胃が圧迫され嘔吐や吐き気も起こりやすくなってしまいます。さらに多くの赤ちゃんに血液を送らなければならないので、鉄分が不足し貧血やめまいも起こりやすくなってしまいます。
ですから単体妊娠の妊婦さんに比べれば、無理をすることは出来ません。出来るだけゆったりとした無理の無い生活を心掛ける必要があります。
多胎妊娠のつわりというのは、通常のつわり以上に慎重に対処していかなければなりません。多胎妊娠の場合は早産となるケースが多く、出来るだけお腹の中で赤ちゃんが過ごせるようにする為にも妊娠初期から決して無理をせずに赤ちゃんを守らなければなりません。
出来るだけ早めに産院選びを済ませ、信頼出来る先生と一緒につわりを乗り切るようにしましょう。早産になることを考えて、未熟児を診ることが出来る産院を選択することも大切です。
多胎妊娠のつわりというのは、通常のつわりと全く違うというわけではありません。多少の程度の差は考えられますが、心構えだけはきちんと持っておくようにしましょう。元気な赤ちゃんを産む為には、たっぷりの睡眠と休息が重要です。
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