ＴＢＳの「関口宏のサンデーモーニング」だが見ていて腹が立ってきた。
これではまるで社民党の広報番組ではないか！
寺島実郎氏が「安倍総理はまるでＡ級戦犯が日本国内では戦犯として
扱われていないがごとき発言をしていて、これには米国内からも
不信感を持たれている。」と発言したが、
歴史を知らないのは寺島氏の方である。
１９５２年４月２８日にサンフランシスコ講和条約が正式に履行されたのを契機に
当時、社会党の議員だった、堤ツルヨ女史、賀川豊彦氏を中心に
まだ戦犯として国内外の戦犯刑務所に収監されていた旧日本軍兵士の
即時釈放を求める大規模な運動が起きたのは歴史の事実。
それと同時に死刑が執行された元戦犯の方々についても
（Ａ、Ｂ、Ｃ級の区別無く）日本の国内法では犯罪者としては扱わず
あくまでも戦死者として軍人恩給の支給の対象とするという
法案が共産党を除く、全会一致で国会で可決している。
（社会党は右派だけでなく左派もこの法案に賛成している。）
もちろん、生きて恩赦を勝ち取って釈放された元戦犯の方々も
死刑になられた方々同様に日本の国内法では犯罪者とはみなされていない。
寺島氏もそうだが、佐高信氏も歴史をもっと勉強しろ！と言いたい。