onshore777のブログ

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LION/ライオン 〜25年目のただいま〜

 

この映画、すごくよかったです。

ネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、サルーとグドゥの兄弟の関係、すごく好きです。

幼いサルーの面倒をよく見るやさしいお兄ちゃんグドゥ。

 

二人で走っている電車に飛び乗って、積荷の石炭を盗み出します。

「よく飛び降りたな」と褒めるグドゥ。「あれぐらい」とサルー。

 

その石炭を売って、牛乳を手に入れます。

そばで売ってる揚げ菓子をねだるサルー。「いつか買ってやる」とグドゥ。

 

袋に入った牛乳を大事そうに持つサルーをグドゥがおんぶして走って帰ります。

家に帰ると母と妹が待っています。

牛乳を飲むサルー、母親にも牛乳を分けようとします。

 

大好きな母、兄、妹に囲まれ、サルーは本当に幸せそうです。

貧しさゆえか、お互いを支えあう家族愛がすごくひきたって見えます。

 

夜、仕事に行くグドゥに、サルーは一緒に行きたいとせがみます。

「お前には無理だよ」というグドゥに、サルーは自転車を持ち上げて「力はあるぞ」アピール。

 

グドゥは根負けして、しかたなくサルーを連れて電車に乗ります。

二人で客車に座り、眠るサルーを愛おしそうに抱くグドゥ。

この場面も大好きです。

 

結局サルーは寝てしまい、グドゥの足手まといに・・

駅のベンチでサルーを寝かせ、「絶対ここで待ってろ」とグドゥは仕事に向かいます。

 

これが最後の別れになるなんて・・・

 

サルーは目を覚まし、グドゥーを探して電車に乗ってしまい、

1300キロも離れた街で迷子になります。

 

結局オーストラリアの夫婦に養子に入り、立派な若者に育ちます。

きれいな彼女ができたりしますが、私はグドゥの事が気になってしょうがなかったです。

 

Googleアースを駆使して、ついに故郷を見つけたサルー

25年ぶりに故郷に帰ります。

 

ついに母親と対面し、抱き合う親子。

「グドゥは? グドゥはどこ?」とサルー

私もグドゥとサルーの再会を超期待していました。

 

母親は悲しそうに首を振ります。

「グドゥは神様のところに行った」と近所のおじさん。

 

サルーが迷子になったその日、グドゥは電車に轢かれて死んでしまったのです。

 

私ももう涙が止まりませんでした。

フィクションならともかく、これは実話なのです。

 

思い出の線路を歩くサルー。

そこに、あの頃と変わらないグドゥの姿が・・

「こいよ」と微笑みます。

サルーも少年の姿に戻り、嬉しそうにかけよります。

 

ラストシーンは、楽しそうに線路を歩く兄弟の姿

 

この映画の監督も、この美しい兄弟愛を一番に描きたかったのではないでしょうか。

とにかく、ツボにはまってしまい、映画でこんなに泣いたのは初めてでした。

 

今も、このブログを書きながら、涙が止まらなくなってしまいました。

何度も見たい映画です。