ポポロンリュウシ

今日の仕事おわり、で2時間ほど前。
バスから下りた途端。

「(わたしは)あなたのなかの、
カナタから叫んでいる者(声)ですよ。」

いきなり、
中性的な女性ぽい声が聴こえた。
以前も、自分の中のどこか遠いい所から話している,
と教えてくれた男性も,
とても叫んでいたが、同じく掠れた声。

という共通点があった。

わざわざ遠くから叫ぶ声は、
身に覚えのない質問から始まった。
「あなた今、疲弊していますでしょお?」


「いえ‥‥?」

次の返事までの若干の間を待つと、
声が小さくて聴こえきれず
電車に乗って深い眠りについた。