声がする。声がする‥‥。


『‥』

返事が‥‥しない。

私の裏の裏の裏にいるかいないか分からないけど‥‥、
どこかの誰?、なんて聞くと、
それは紛れも無く‥、私のところの
どこかから放っている、、声みたい。

◇:「こんな夜中に何ですかー?」と、
聴いてみる。

『なに、悲しんどるんや、‥‥‥!』

◇:「‥‥」
私はあることについて反省してはいるが、
それは悲しむ感情とは違った。

『なに、泣いとんのや、‥‥‥キミ、‥‥きみぃー‥』

◇:「‥‥‥」
私はまだ、泣いてはいない。
でも自分の感覚はなんとかしなければならない、
普通の人が難無くできる、多くの事々を、
私も出来ないと、やっぱりいけないんじゃないかと思う。

『き!み!、ナニどんどるんや?!!』

◇:「あの‥あなたは、私のどこにいて、
励まそうとしてくれている対象は‥、何ですか?
一体‥‥私にとって、どこの部分の感情を‥!!
摩って、慰めたり励まそうとしてくださっているのですか?!!」