ある日のこと。
暫くの間、行かなかった公園へ
思い出したかのように
おじゃました。
いつものブランコ。
なんの変哲もなく。
お変わり、なく・・・。
公園の外は晴れていて、風のとおりもよく
気候も穏やか。
けれど、公園の中はいつもどこか、変な空気。
時空が乱れている場所、うずまいてしまっている箇所が
どこかにあるなら、ヘンなことも起こりやすく、
警戒した。
光の道は、その日はなかった。
“こんな日もあるんだ” と視線をはずして
帰ろうとした。
そ
の
と
き
・
・
・
◇