ある日のこと。


 教室にいても、彼女に会うことはなかった。

 教室でも、学校でも、わたしは一人だった。


   彼女は、快晴の夏日和に、つよかった。

   いつも わたしを見つけると、強い光をだす笑みをした。


     わたしには、

     彼女は落ち着いていて、精神的に大人な女性に見えた。


 ふしぎなことに、

 『いくつなの?』と聞くと、


決まって答えは、1つ、2つ位上と答えた。

初めて逢ったのは、中学3年生の頃だった。