4/19(木)8:30
気づいた時。
◇は自分の母校の庭に、脚を広げて座っていました。
※前にどこにいたとかいう感覚は、
極めて薄い状態でした。
学園に来ちゃった‥と気温で確認していると、
遠くの方向から『ドイツ人が行ったぞー』という子供の声がしました。
人を人種名で呼ぶような教育では無かったことを、
振り返った◇は
卒業生として初等部生に一言告げる為に、
着用していたスカートの後ろを手で払いました。
すると突然左方向から《ドイツ人》と呼ばれていた、
クリムゾンレッドと黒。
どこかに夏ベレーと同じ色だった古びた青の入った
Uniformを着た六人~五人の男子小学生が、
◇の母校のシンボルの一つであった『大芝夫』から、
サッカーボールを転がしながら、
『新天地』と呼ばれる畑に、入ってきました。
彼等はコトモアロウに、
千年草と習った花菖蒲の辺りを荒らしてしまいました。
ある男の子が
『いい場所を見つけたぞ!ここで練習していよう!』と言いました。
内容が濃すぎた、夢でした。
でもこれで終ではありません、まだ続きがありました。
◇