幼稚園児の頃の◇は、

自分が今どこに居るのか分かっていませんでした。


 当時住んでいたマンションの近くにあった公園で

 額に角の生えた白い子供の馬。


ユニコーンを視たとき、

母が自分に似ていると言ってた馬って、あの子かあ。


                と知り、

          近寄っていったのでした。


当時、あの馬は◇に何かささやく様にしたのですが、

青い冷気と一緒に表れて、

全身から出ているのは上へ突き流れる青色なのに、

左側に光の精みたいな大気が上下に漂っていました。


 この頃の◇は、自分の目がおかしいんだ。

          これを別の目と交換すれば、

        この現象は治るんだろう。


           と、

        思っていました。


とてもじゃないけれど、

日本の医療技術はこの分野に遅れていて

幾つになっても危なっかしくて頼れなかったので、

目に何かかぶせるのではなく、

目を手術すれば視ずに、治るよね。


治ったら、視るものが 一般化された 見るものに変わって、

普通の子たちと仲良くやっていけるかもしれない。


大人になったら普通の女性になって、

人に囲まれて楽しく生活できるだろうか。


そう考えました。



 ところが、今月に入り、◇はあることに気づきました。

 それは、恋愛をしている男性と向かい合った際に、

 彼らの脳が光るのを視るのです。


人によっては、色と場所が違って、しっかり点滅している人や、

弾むように濃薄の進展し合っているような人まで出てきました。


これは後日詳しく書きますが、

そういったことから考慮しますと。


どうやらこれって、必ずしも目で視ているわけではなく

その部分の脳が完全に開いていたから、

人間の耳の回りがどうなっていて、

3周以上の音波用の円周の層があるのか?

 とか、

言語を話してくれれば、

今どんな状態(理解度・進み具合)か視えるのか。


  が、

視えてしまうのか。


に、

気づきました。



ということで、もう◇が普通の人になるのは手遅れというか、

脳を取り替えない限り、不可能なので、

普通の大人になる夢を捨てます。



◇は“普通”を、あきらめました~!




暖かくして、行ってらっしゃい。