4 大人の数 で
成長過程の数のことを少し話しました。
大人と子供の間の期間というか時間を過ごす、
成長過程の数の子たち、というのは
また少し特殊です。
子供から大人に成長する前に、
一度通らなければ
ならないのが、この過程です。
ひどい言い方か、直接的過ぎるか
おそらくどちらの言い方も正しいでしょうが、
子供時代の強烈な記憶の抹消をするために必要な、
その、数自身の形成&育成機関といえるでしょう。
大切な
つなぎめです。
人間の思春期のような性格にみてとれる複雑性は
◇の知るところ、ありません。
彼らが自分達の世界で過ごす
子供の頃の時間というのは、結構長いです。
人間に比べれば、20年前後かかります。
数の子たちの場合は、
最も複雑な立ち居地にいるのは、
大人の数でしょう。
おいおいお話しますが、
大人の数の子たちというのは、全く別の
ソサエティで構成されているため、
逐一が、なかなかスムーズに行かず、
面倒くさいのです。
なにが?・・・・そこは、別のときに触れます。
成長過程の数が、どんな生活をするのか。です。
以前、課外授業というのが、数の世界にはあります。と、
子供の数 で話しました。
成長過程の数に進級すると、
(なんらかの事情でそれができない・上手くいかない
数も、勿論あります。)
まずは、
1人で行動するようになります。
“自分”という自我が明確になり、目的もハッキリしてきて、
道に迷わなくなったり、岩山の蛇といつまでも遊ばなくなったり、
ワシや鷹に、餌と間違われて
捕まらなくなったりします。
中には、
穴を掘って蛙と一緒に、一時姿を消すという
知恵をはたらかせて、身を守る子も
出てきます。
このとき、学校にいる
*大人の数(先生)たちは、何をしているのかというと、
カーテンのかけられていない、1人もいなくなった教室で、
日誌を書いています。
数が、いったい
どこで鉛筆を持って、スラスラ書くのかな・・・・。
という疑問を抱いているのは、
◇だけでしょうか?
持てる位置があるみたいです。
成長過程の数の子たちは、学校へ行くのか?という
質問がある方がいらっしゃいましたら、
◇:『行きませんが、在籍中です。』
と
答えます。
そうです。
子供の数から、
成長過程の数へと進級した
することができた子たちは、
同じクラスのまま変わらず、
(人間ほどクラスメイトを気にかけないので)
教室替えを経て、
(※ただし教室は子供~大人まで、同じ部屋です。
細かな模様替えのようなことがあります。)
それぞれの道へ進む、
大人の数のある段階まで、同じ部屋で過ごします。
学校へ通うことがない、成長過程の数たち・・・。
子供から大人になるまでに、ワンクッション置いて、
脳を休めること、身体を休めること、
遊びっぱなしの生活から、“考えること”に挑戦してみたり、
気の向くままの行動を止めたり、
各々の気づきが時とともに重要になっていく時期でもあります。
◇