ぼやり浮かぶ姿に心馳せて

薄明かり儚きかな 欠けた想いの三日月


やっと会えましたね 久方振りの貴方は

凛々しく感じます


今宵貴方を近くに感じたいから

心通わせましょう


何故に揺れている感情 風も吹かぬのに

貴方も内へと秘めたものがあるのかな


全て曝け出さずも趣なら

あの覆う闇も美なのでしょうか

晴れること無く届かぬ心

叶わぬ夢の三日月


息を潜めていました

乱暴に放られた純情は反り弧を描く

完全な光灯せるのなら振り向いてくれますか

朧気で胸を締め付ける雲よ隠さないで



少しの時を身に纏ってみては

安らぐ為天を仰ぐばかり

水面に浮かんだ貴方ならば手が届くかな


何度何度も手で掬いました

その度貴方は消えてしまうから

せめてその滴で涙隠そう

憂いの水面に写るあなたも私も三日月