「いきなり何すんだよ?」


突然の僕の行動にオクヤマは戸惑い、シモジリは気を失ったのか動かなかった。


「・・・考えたことあるのかよ」


「あぁ?聞こえねえよ、はっきり言えよ」


「彼女の気持ち考えたことあるのかよ?」


「はぁ?お前なに言ってんの?関係ないじゃん」


「あの子泣いてたよ・・・」


「なんでお前がアイツ知ってんだよ?てかオレにどうこう言う権利ねえだろ?」


「・・・」


「お前らがどんな経緯で知り合いなのかはどうでもいいよ。てかさ、どうせお前もアイツとヤってんだろ?」


「あぁ?」


「オレがあんな軽いのマジで相手するわけないじゃん?すぐ股開いたぜ?」


「ふざけんな!!」


「どうせアイツからなんか言われて今日来たんだろ?お前も単純だな。あんな奴に簡単に言いなりになってよ・・・


「・・・」


「オレは別にどうでもいいけどさ、好きにしたら?ヨロシクやってようが関係ないし?ホントまだなんもしてないんならどうぞご勝手に!!アイツ結構好き物だから遊ぶんなら楽しいんじゃない?」


「・・・」


・・・






















































その後どうなったかはよく覚えていない・・・

ただ、どうにか二人の携帯電話を回収して処分したのと、こんな奴のために涙まで流したあの子のこと思うと胸が痛かったのだけははっきりしてる・・・




なんか無性に悲しかった・・・






「こんなツラじゃバイト行けねえなぁ・・・」


そうポツリとつぶやいて店長に欠勤の電話を入れたあと家路に着いた僕は、いつのまに雨が上がっていることにも気を留めず、車を走らせてたんだ・・・