
下北沢スターダスト
コロナで日程が変更になり今日が千秋楽。
2年以上ぶりでかなひょん(林加奈子)が出演する舞台を観劇。

舞台と客席とは大きな透明パネルで仕切られている。これには感染対策以外に重要な役割があった。
※千秋楽終わったのでネタバレ
部屋の奥に飾られた盆栽がメインテーマ。
舞台はアメリカ。
目覚まし時計で強制的に起こされるのはナンセンスだと好きな時間に起きるダンナ。
言い訳がましくルーズで社交性ゼロ、
盆栽に異常な愛着を持つ。
二時間の睡眠時間で働きながら家事もこなし、だらしないダンナのスケジュールも細かく管理する出来た嫁。
ここに毎朝やって来て盆栽に祈りを捧げる隣の若夫婦。
イカれダンナに影響を受け8000ドルで盆栽を予約してしまう占いや風水を信じる狂気の若嫁役がかなひょん。これ、めちゃハマり役やん。
気づかいの中間管理職で言いたいことも言えない薄給の若旦那。
隣の夫婦もかなりヤバいね。
出来た嫁の我慢の限界から隣若夫婦を巻き込んだ修羅場へと発展していく。
ストーリーが進むごとにダンナのダメ人間さとイカれ具合が如実になっていく。
同様にイカれた隣の若嫁、平和な朝食の時間が豆やらドリンクが飛び交い、怒号が響く悲惨な現場に。
て言うか夫婦交換したら相性ピッタリやん。
年齢や容姿ってそんなに重要?
やっぱり性格が合うのが一番じゃないの?
などと感じていた。
人から見てイカれたカップルでも本人達が幸せに暮らせるなら問題無い。
こんなひたすら修羅場なストーリーだが、最後のシーンで考えが一気に変わる。
ダンナの気持ち、わかるわー。。
もう終わりだろ、いくところまでいくしかないよね。ってなっていた嫁もイカれたダンナに心を持っていかれてしまう。
ヤバい、そこに足を踏み入れてはいけない。
はっきり言ってその部分に関しては女の方がマトモだよ。
しかし嫁もそっちの世界に行ってしまった。
うん、男ってこういう生き物だよね。。
俺もダンナの事をとやかく言えんわ。
そんなどんでん返しなラストで幕。
演技ではなく本当に料理をして食って飲んでいるからリアリティーがあって迫力があった。
芝居が終わった後の片付け大変だろなー。
かなひょんが出演した全ての舞台を観ているのは俺しかいない。
まだ女優を目指すアルバイト店員のころからの付き合い。
なので今後も全ての舞台を観るを継続していく。
いけるかな。。
最近テレビの仕事がメインなので本当に久々の舞台になった。
いろいろ環境が変わってめっきりコミュニケーションもとっていない。
去年は一度も会っていないし、今日もコロナ対策で終演後の交流もなかった。
淋しいねぇ。
けどそれがステージをアップしていくという事。
触れ合いの時期は終わった。
でも応援はするからどんどん上がっていってね。
